9/11
四十一から四十五
41
川近き 谷戸の罪禍と 水鳥と 罪咎水の 門や木か千羽か
かはちかき やとのつみかと みつとり(と つみとかみつの とやきかちはか)
※ 谷戸 丘陵がU字型の谷になった所。
42
詐欺好きさ 果てしがないや どや界か 宿屋居流し 手羽先好きさ
さぎずきさ はてしがないや どやがい(か やどやいながし てばさきすきさ)
43
がっかりか 花の都の 嬰孩か 家の子闇の 名ばかり勝つか
がっかりか はなのみやこの えいがい(か いえのこやみの なばかりかつか)
※ 嬰孩 あかご。みどりご。嬰児。
44
才嘆き 離れ小島で 鷹狩か 片手間シコれ 名は聞けないさ
さいなげき はなれこじまで たかがり(か かたてましこれ なはきけないさ)
45
手痛い子 艶めかしいか 生花は 目交い顰め 愛子抱いて
ていたいこ なまめかしいか なまばな(は まなかいしかめ まなごいだいて)




