10/11
四十六から五十
46
寄る化物 艶めかしいさ 蠢く目 虹彩顰め 真夏耽る夜
よるけぶつ なまめかしいさ うごめく(め こうさいしかめ まなつふけるよ)
47
走る奇よ 奇怪な旗 婦翁買う お札はないか 月過る死は
はしるきよ きっかいなはた ふおうか(う おふだはないか つきよぎるしは)
※ 婦翁 妻の父。しゅうと。岳父。
48
駕籠濡らし 厄介な日だ タマ呼ぶよ マタタビないか 通夜知らぬ子が
かごぬらし やっかいなひだ たまよぶ(よ またたびないか つやしらぬこが)
49
飼い慣らし まったりとドア 閉まる夜 マジ跡取だ 妻知らないか
かいならし まったりとどあ しまるよ(る まじあととりだ つましらないか)
50(750)
祝い去り 真っ逆さまさ 飛び立った 人様逆さ つまり幸い
いわいさり まっさかさまさ とびたっ(た ひとさまさかさ つまりさいわい)




