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異世界で早くもハーレム状態な主人公(リア充爆発しろ)

早くもハーレム確定ですねこれ(笑)


それではご覧ください。どうぞ~~~♪

「ひゃい!?」


すごく可愛い声で驚いたセレス。

かく言う俺も少し驚いた。


いやぁ、晴天だ。雲一つないなぁ。


《危険性を説いた側から使うなよおいっ!!》


えぇ、いいじゃん。試しただけ試しただけ♪


《・・・おい、隣のお嬢さん気絶したぞい。まったく・・・。それじゃワシは当分出てこんぞ。しっかりな。》


うい、了解。



そんじゃ、とりあえずセレスを介抱しますか。あれ、てかアーズさんとアイラは何処行ったんだろ?


そんなこと考えながら、セレスを木陰に寝かせてあげる。


あぁ、ホントかっわええわぁ~。


はっ!俺危険人物じゃん。違うよ。強い否定できないこと思ってたけど。


し、仕方ないじゃん。可愛いんだもん。


ああ、腹減った。ホットドック食いてぇ。


炭酸もほしいとこだな。


そんなとき、俺の後ろからこれまた可愛い声が聞こえてきた。とても焦った口調で。


「遼さん遼さん!!空がいきなり!!!」


「ああ快晴だね、アイラ。一体今までどこ行ってたんだ?」


「川で体を洗ってたの。そしたらいきなりすごい音がして、見たら空に光の槍が刺さって、雲が逃げちゃったの!!」


川で水浴びって・・・まぁ風呂って文化もないのかな。今度造ってみようかな。


まぁそれはいいとして、俺はアルスに向き直る。


「あぁ、まぁなんかの天変地異じゃない?」


「こんなの・・。竜族でも出来ませんよぅ。」


「まぁ気にしない気にしない。それよりアーズさんは?」


「・・・遼さんって大物ですね。お母さんは今洗濯しています。もうすぐ帰ってきますよ。」


ふーん。洗濯ね。あ、俺風呂入ってねぇじゃん。臭いが心配だな。


そんなとき、んんん・・・といってセレスが身じろぎした。アルスは今セレスの存在に気付いたようで、ビックリしている。


「遼さん。そ、そちらの方は、そのぉ、どそちら様ですか?もしかして遼さんの彼女さん・・・とかですか?」


いやいやアルスさんよ、俺にこんな彼女いたら分不相応で世の男子諸君にフルボッコされるよ。まぁいまなら軽く返り討ちできるけどね。まぁそんなことはおいといて、早々に否定しよう。誤解されるとメンデーからね。


「いや違うよ。この人はいきなり俺の前に全裸で現れた人だよ。」


全力の笑顔でいう。ん、アルスの顔が青くなっていく。どうしたんだろ。


「遼さん。じゃぁこの人は、変態さんなんですか!?」


ん~~そっか。俺の言い方だとそう捉えられるか。まぁいっかと思い、そうだよと肯定してあげると、アルスの顔が見る見る泣きそうな顔になり、俺の背に隠れて、違う生き物を見るような目でもってセレスを見ている。


「そう、この子は全裸の変態さ・・「ちがぁぁぁぁぁぁぁぁうぅぅぅぅ!!!!」・・・違うみたい。」


てへっ☆


「誰が全裸の変態だこのボケぇ!」


「お、甦ったなセレス。」


「ん、おまえは遼とかいって・・・雲を・・・吹き・・飛・ばし・・・た。

ひ、ひぃやぁぁぁあぁぁあぁぁ!!!」


おいおい、驚きすぎだよセレス。まぁ分からなくもないけどさ。



そんな驚くと、拗ねるぞ俺。



「お前、お前は何者だ!!人間ではないだろお前!!」


「いやいや、人間だよ。大した事してないじゃん。驚きすぎだぜセレス。」


いきなり人間に疑問をもたれましたよ俺。

ショックだわ~。


「あれ大したことないとか、頭沸いてるんじゃないの!!」


「ひゃうっ!」


あぁあぁ、アルスがビックリしちゃってるよ。かわええ・・ロリじゃないよ俺。信じてね、皆。


「ん、この子は誰だ?貴様の子か?」


挙げ句親子と間違われるとか信じられねぇ。そんな老けて見えるのか俺。いよいよショックが顔に出るぞ。


「ちげーよ。この子はいろいろあって一緒に王都まで旅してるんだ。この子のお母さんとね。アルス、この人は変態じゃないから安心していいよ。あ、でも全裸登場は本当だから。」


「おいいいいいいいいい!!」


「はい、分かりました。初めまして。私アルスっていいます。遼さんには、盗賊から守ってもらって。」


うん。しっかり挨拶できたなアルス。アーズさんの教育がしっかりしてるんだな。俺の弟にも見習わせたいぜ。


ちなみに俺の弟はあいさつは よっ! としか言えない5歳児である。ク○ヨンしんちゃんの見すぎで、こうなっちまった。本当に参るよ、あいつには。


話がそれたが、しかし本当の良くできた子だアルス。


「ん、これは失礼した。私はセレスティーナという。よろしくな。」


アルスの挨拶に堅い口調のセレスが返す。


「んじゃ、そういうことで・・・「まて。」・・・ちっ」


誤魔化せんかったか。


「そんなに知りたい?俺の正体。」


「当たり前だ!!そんな力、とても人間だとは思えんじゃないか。」


「でも実際出来るんだし、いいじゃん別に。」


「良いわけあるかぁぁ!!!」


「んでなに?なんかようなの?」


「切り替えし早っ!?・・・まあいい。単刀直入に聞く。お前は法王軍のものか?」


法王軍って確か反旗を翻した・・・。


「いんや、全く持って違うけど。」


「では何用で王都に向かうのだ?」


ん~~、用って用はないんだよなぁ。

でもなんか怪しまれてるし、適当に理由付けるか。


「いんやね、家で寝てばっかりの生活してたらさ、親に王都行って働けって家追い出されてさ、しゃあないから今向かっている途中って訳。」


これ、おにーたんじゃね。俺社会問題候補かよ。


あ、セレス疑ってる。てか信じてねぇなこりゃ。


「・・・その剣はなんだ。」


剣に関しては誤魔化せねぇぞ。ん~~どうしよう。もうホントのこと言っちゃおうかなぁ。うん言っちゃおう。駄目って言われてないしな、うん。


「実はな、俺の正体は神の「アルス~~、洗濯物持ってー。」「あ、は~~い。」代行者なんだよ。」


「・・・なんだこの緊張感ない状況は。」


「さぁ、俺に言われても・・。さすがに神の代行者ってのは信じられないかもしれないけど、俺は少なくとも法王軍ではないぜ。」


てか、法王知ったばっかやし。


「・・・・そうか。確かに神の代行者というのはすぐには信じられんが、まぁお前みたいば奴が法王軍の手先だとも思えん。お前が法王軍ではないと言うのは信じよう。あらためてよろしく。」


おお、なんかいい方に転がったみたいだ。


「あぁ、信じてくれてありがとう。こちらこそだ。」


「ねぇ遼さん。そちらの方はどなたです?」


アーズさんいい感じに空気無視だね・・・。




早くもアーズさんこんな天然さんになりました。



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