表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/6

夜明け

 一方その頃、異世界ラムレリアの極東にある島国ジャポンでは……


 火曜サスペンス劇場にしょっちゅう登場する福井県坂井市三国町安島にある東尋坊のような崖の上に成人男性が2人、海の向こうを睨みつけていた。夜空に瞬いていた星はすっかり消え失せ、東の空が白くもえはじめている。朝が来たのだ。


「ニホンの夜明けぜよ。性豪せごどん」


「坂本はん……あっしにはてんで分かりません。これからこの国はいったいどうなっていくんでごわすか?」


 性豪せごどんの問いかけに坂本は顎を擦りながら滔々と語り始めた。


「このニホンという國は異国からすれば海に囲まれた極東にある小さな島国に過ぎん」


「そうでごわすな……(シカトかよこいつ)」


性豪せごどん。輝かしいニホンの未来のため。かごんま魂を胸に共に戦おうぞ!!チェストッ!!!!」


「……」


 異世界ラムレリアの歴史は、今は名もなきたった2人の青年の存在によって今まさに大きく揺らがんとしていた……



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ