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⑷『蜃気楼的、解体文章考察』

⑷『蜃気楼的、解体文章考察』



海中で息をしながら、泳いでいる夢の中は、確かに極楽の様だった。まるで、小説の様な、本当の話だが、その夢が真実だと捉えられるなら、自分はその真実を、小説にするだろう。現に、死ぬまで書くか分からないが、執筆の覚悟はある。現に、自分はその夢を見たのだ。



しかし、逆位する思考から見れば、もう二度とその夢が見れないとしたら、自分はどうすれば良いだろうか。そんなことは関係なく、ただ、全てを、小説にすれば適切だ、と、脳内で小説家のもう一人の俺が話してくる、真実、俺は、それを刻銘に文字にするために、生まれてきたとしたら、の話である。



それは、その状態で、自己解体になるだろう。夢が真実に、現実が蜃気楼に、変容した時、我々は芸術集団になって、世界を解体する訳である。そんな考察は、誰が究明しているだろうか、分からないが、定刻。自己はそんなことも顧みずに、任地へと到達するだろう、そんな考察をしている。

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