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Welcome to WM MARS Co. Ltd.

 α-ケンタウリ星域――リギル・ケンタウルス近傍の無名な天体(大質量物体)――


 地表の表面積95%は所謂海水面であり、地球以上に『水の惑星』である。

 近くに恒星があるため、晴れると地球の昼より眩しい。…しかし空は極彩色に煌めいていてとても心の健康に悪い。


 また、現地民曰く、極付近のある海域には『人の心を読み取って形を変える泥の様な塊』が存在するらしい。或る女は『赤ん坊を見た。全長が40メートルもある。』、或る男は『死別した妻のそっくりさんと何度か遭遇した』等と…恐らく高濃度の粒子線が脳に影響を及ぼし彼らの精神状態は正常でなくなり、濃い雲か何かと勘違いしたのであろう…



 まかり間違ってもここは『惑星ソラリス』などでは断じてない!!



 さて、ここに例の企業の本社が存在する。

 メガフロートとでも言うのか、或いは海上プラント。なけなしの陸地…山の先っちょを核にして建造されたこれらが無数に合体した大きな人工島となっている。


 大きなガラスのモニュメントに金文字が躍って(、、、)いる。


「WM社へようこそ!」

「Welcome to WM MARS Co. Ltd.」


 この企業は、正確には食品からジャンク屋からR&Dまで細々とした零細企業の集合体。もとは此処に流れ着いた開拓移民(=異世界探査・突入志願者)の彼ないし彼女らと統括するスパコン「ギガトンケイル」…先祖は製作者から離れ、独力で世界すら渡り、遂には虚数空間にアジトを設けていたりもした。そんな珪素生命体の末裔…。


 この星を彼らは故郷への郷愁から「MARS」と名付けた。


----------

○[所属国籍] Co. Ltd とinc と...etc

 大人になれば違いも分かるはず。このオリ企業、法人の登記は?国ってあんの?…とは聞かないでね!

前作で造りかけたネタ。新しい人類とも言える彼ら「珪素生命体」。

生病老苦の概念を持ち…


人間との差は赤い血が流れない造り物の体と言うだけ…

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