森の説明
・主は三尾
ここは魔の森。
一度入れば出られない。
でも一応住民は居るのだ。
決して人ではないが・・・
たとえば私は化け狐。
狐の耳と尻尾が3本。
名前は孤栗 三尾だ。
たとえば私の友達は化け狼・・・・というのだろうか。
狼の耳と尻尾。
名前は狼栄 尊。
それとその兄。
名前は狼栄 葵。
たとえば森の見張り番は鴉天狗。
カラスの羽。
名前は黒羽 鴉。
まだまだいる。
魔女も天使も悪魔も河童も鬼も居る。
妖怪たちが住んでいる。
仲がいい奴らもいれば仲の悪い奴らもいる。
入ったら出られない。
それだけなのである。
一応人も居たんだが数年前に居なくなった。
理由なんか知りたくもないが。
ここで少しは森について説明しようと思う。
ここ、魔の森は基本木しかない。
出入り口が北の方にある。
だが、その周辺には魂喰いがうろついていて危ない。
普通の人間じゃ魂を喰われてしまう。
だから入るなと警告してあるんだ。
運良く生き残れても住民にやられる場合もあるんだが。
奥に行けば私たちの住みかである。
大きい栗の木の下は私が住んでいて。
近くにある森で一番大きい木には鴉天狗が住んでいる。
もう少し奥には魔女が住んでいる家や河童のいる池などがある。
そのほかにも住民の住みかは色んな所にある。
そんな森だ。
案外慣れればいいところだ。
君も住んでみるか?
嫌だよな。
うん。よく分かっているさ。
人は住まないほうがいいからな!
まあ。こんな森だ。
よろしく頼むぜ。
「おい!人が入った!誰か行ってこい」
おっと誰か入っちゃったみたいだな。
「私が行きます!」
「分かった!行ってきやがれ!」
「承知!」