シュガーがいない時...
「わう!(ひま!)」
「確かにすることがないのう。」
「わう?(なんかない?)」
「何かと言われてものう...魔法でキャッチボールでもするか?」
「わう!(楽しそう!)」
「地面に落としたら負けなのじゃ。いくぞ!ほれ!」
「わう!?(重い!?)」
「そうか。すまんのじゃ。金属魔法で鉄球を作ったのじゃが重すぎたか。次は結界魔法で軽いのを作るのじゃ。ほれ」
「わうぅぅぅぅぅ...(うわぁぁぁぁぁぁ.....)」
「すまぬ。結界が強力すぎて弾いてしまったのじゃ。戻ってくるのじゃ」
「わう...(疲れた...)」
「回復させるからちょっとまっておれ。しょうがないのう。妾の毛を使うしかないのじゃ。」
「わう?(いいの?)」
「自動回復ですぐ生えてくるから大丈夫じゃ。できたぞ。ほれ!」
「わう!(軽くて遊びやすい!)」
「そうじゃろう。軽めのアタックなのじゃ!」
「わう!?...わぅぅ....(受けられな...うわぁぁぁぁ....)」
「すまぬ...ちょっと力を入れすぎてしまったのじゃ。」
「わう...(こうなるぐらいなら暇な方がいいかも...)」
「すまぬのじゃ...」
「わう!(他の事しよ!)」
「ありがとうなのじゃ!そうじゃのう...「おせろ」とやらをやってみぬか?」
「わう?(おせろ?)」
「妾にもよくわからぬのじゃが、シュガーによると表が白で、裏が黒のコマを使うらしいのじゃ。詳しいルールは知らぬのじゃが、ちょっと楽しそうなんじゃ。」
「わう!(それなら楽しそう!)」
「準備するから少し待っておれ。聞いた感じだとこのようなコマをたくさん作って、こんな板を作ればいいはずじゃ。できたのじゃ!」
「わう!(見たことない!)」
「妾も見たことないのじゃ。念の為お主にステータスを貸し出しておこう。ほれ」
「わうぅぅぅ!(力が湧いてくるぅぅぅぅ!)」
「これで平等になったじゃろう。それじゃあ始めるのじゃ」
「わう?(まずはどうすればいいの?)」
「確か、白いコマと黒いコマそれぞれ2つをこうやって置いたはずじゃ。」
「わう!(それじゃあ、始めるね!う〜ん。多分ここ!)」
「聞いた話じゃと、違う色に挟まれたコマは挟んだコマと同じ色になるらしいのじゃ。ここをひっくり返すのじゃ。」
「わう!(分かりやすくて楽しい!)」
「次は妾のターンなのじゃ。ここに置くのじゃ。」
「わう(ってことは、ここをひっくり返すんだね)」
「お主も賢くなったのう。妾のターンはこれで終わりじゃ。」
「わう!(じゃあ、ここ!)」
「ぬぬぅ...そう来るか。ならば、先読みしてここじゃ!」
「わう!?(そこ僕が次の次のターンで置こうとしてたところ!)」
「妾のほうが賢いからのう。お主のターンじゃぞ?」
「う〜ん...」
(続きそうだけどこれで終わり)




