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マリアとムスタファ皇子
オスマン帝国・・美しい邸宅で
「私と婚姻してほしい マリア」ムスタファ皇子はある日、マリアに求婚した。
「私は…」戸惑うマリアに優しく話かけるムスタファ
「君に誰か想う人があるのは知っている だが、私は‥」ムスタファ皇子
そんな会話が数日前に交わされたのだった。
チャポン・・大理石で出来た美しい風呂
清らかなお湯で満たされ半原が浮かんでいる
この時代 古代ローマ式の風呂など失われ
マキなどの木々が必要な風呂は贅沢の一つでもある
「とても申し訳ないわ でも私はマルコに会いたい」
そっと目元に涙が浮かぶマリア
でも、心に入り込んでくるのはムスタファ皇子でもあった。
マリアは知らない
ムスタファには危険な運命が待ち受けていることなど・・。




