表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/78

アレキサンドリアの港

エジプト アレキサンドリアの港での事である

乗り換えの予定の船が遅れているが‥そこに佇む二人の人物


「数日後の乗り換えの船

オスマン帝国行きの船ですが 本当にいいのですか?」


「これは行くなという 神か天使の啓示かも知れません」

心配そうにリヒター修道僧はマリアに問いかける


「リヒターさま 私は参ります マルコに逢いたいのです」

見つめる男装姿のマリアの瞳は真剣だった。


「あら、リヒター修道僧様 こんな処で会えますなんて うふふ」

メリハリのある美しい肢体の女 それに巻き毛の金の髪 整い過ぎた美しい顔

猫のような翠の瞳が印象的


「‥確か そなた?」「ヴィクトリアンですわ 偶然ですね」

「あらあら、可愛い少年、いえ少女ですね くすっ」


「初めまして ヴィクトリアンと申します 姫様」「あ、マリアです」


市場スークでの帰りですのよ」

笑顔でヴィクトリアンは買い出しの荷物などを見せるのだった


「美味しそうな御魚、それに素敵な小物に衣装」マリア


「そうか、そうだヴィクトリアン頼みがある 

予定が遅れてしばらくの宿が必要でね」リヒター修道僧


「まあ、お任せくださいませ」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ