魔物の献上?
ドアを開けると一人の男 「これは・・」ウルグ・アリが注意深く軽く挨拶する
「先程、近くまで来たのでな‥小舟で旗艦に来たのだよ」
中年の鷲鼻で片眼の男が笑う ウルグ・アリに笑いかけた。
「食事中か?」「はい」その問いに答えるウルグアリ
部屋をのぞき込むと にっこりと営業用スマイル的なシオンとサラが微笑む
しかし、食事の手は決して緩めない 食い尽くす気のは確かだった!!
「どちらも悪くない 二人でもいい 夜の慰めにこちらに貸すといいが?」
「‥いいえ、私が高い値段で買い取り 献上品とする予定です」
ウルグアリは微笑むながら言う
「そうか わかった では後で」彼は笑って立ち去った。
「え?シオンちゃん頑張れば良かったのに きゃっ!」サラ
「ちょっとサラ 酷くない?」シオン「ええっ~そうなの?」サラ
「うんうん」シオン
「でも、良かったですか?」シオン「何が?青い瞳の魔物」ウルグ・アリ
「彼‥貴方の出世に邪魔でしょう?始末してよかったのに」
それは綺麗な飢えた魔物の顔 口元の牙を見せるシオン
「うん、私も‥」舌なめずりするサラ
「ああ、そう思ってお前たちから 彼を守ったんだ」
冷たい瞳を投げかけるウルグ・アリ




