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酒場の騒ぎの後 シオンと寡婦フランソワーズ

店のあまりの惨状に涙を浮かべた店主と店員達を見て‥騎士達は困った顔をした

「店主、壊した被害などの迷惑料の大部分は彼等に・・それから一部は騎士団に請求を」喧嘩相手達を縄で縛り、騎士団のリラダン総長に

ヴァレッタ隊長達がそう言い残す


次には酒場からは飛び出すように騎士団の者達がゴソ島への救援と

食料である檻から逃げ出した鶏に兎の確保の為に馬に乗り走り出す


「では姫君、参りましょうか?」

寡婦の麗しいレイデイ、フランソワーズに手を差し伸べて 本当に嬉しそうな吟遊詩人シオンが微笑む。

シオンの背負った袋の中には暴れている鶏に別の袋にはいつの間にか

何故か酒場の食べ物飲み物などが入っていた。

正確にはくすねたのかも知れない‥


ポカポカとロバにフランソワーズ夫人を乗せてロバを引っ張り、のんびりと道を行くシオン「いい天気ですね」「はい、そうですね」

夫人も騒ぎから逃れて、安心したのか微笑して答える。


そうして道の奥には古代の遺跡などもあったりするのだった。

例えばピクニックには案外と良いかも知れない

「後で食事でもしましょうか?

酒場から頂きましたミートパイにパンに焼き菓子

ギリシャのクレタ島のワインもありますよ」シオン

「あら、まあ素敵ですわ」フランソワーズ



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