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(^ω^)ネタが無さすぎて臨界点を超えたようです

作者: 日曜日夕

( ^ω^):漫画家。脳が終わっている。


  ('A`):漫画家さんのアシスタント。漫画家に対する敬意は無い。


( ・∀・):編集。漫画家のことを人間として扱っていないので、人権を無視した行いが可能。


(゜Д゜):コンビニで働くアルバイト。被害者。

( ^ω^)「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!」



( ^ω^)「あ゛っぱいッ!い゛っぱいッ!う゛っぱいッ!え゛っぱいッ!」



( ^ω^)「ドバイッ!!!!!!!!」



( ・∀・)「どうしたんですか先生!」



   ('A`)「ヤバい!一日一話書いてアップロードする生活でほぼ一年過ごしてきた先生の理性が臨界点に達して知性がメルトダウンを起こしちまった!」



( ・∀・)「割と始めの段階でその縛り破ってただろ!」



( ^ω^)「うるせえ!それでもほぼ2日に1話じゃボケェッ!」



( ^ω^)「最○のガラスをブチ破れぇッ!」バリィィ-z___ン!



   ('A`)「あぁ!先生が結構古いネタと共に窓から飛び降りたぁッ!」



( ・∀・)「ガラスぶち破るという点においては最新とも取れる」



──所変わって、深夜0時のコンビニエンスストアである。



(゜Д゜)「平日の夜勤って暇だなぁ……あ、お客さんかな?」



( ^ω^)「最○のガラスをブチ破るぇぃッ!」ウィーン



(゜Д゜)「破ってないですけど。普通に入店してますやん」



( ^ω^)「コンビニの自動ドアぶち破ったらプリウスロケッツの刑で市中引き回しの上切腹同好会じゃろうがいッ!おどれはワシを前科者にするつもりか!?」



(゜Д゜)「しまった。話しちゃいけない人だったか」



( ^ω^)「大丈夫さ!私は誰でもウェルカム!いやぁ~いつもは壁のシミと会話してるから、生身の人間との会話は久しぶりで楽しいなぁ!ウォロロロロ!」



(゜Д゜)「僕は恐怖を感じていますね。丁度いいタイミングで会話を切り上げて、さっさと帰ってもらおう」



( ^ω^)「それで店員さん。今日の僕は何を買いにこのコンビニを訪れたと思う?」



(゜Д゜)「知りませんが」



( ^ω^)「おでんに決まっとるじゃろうが!!察せッ!!」



(゜Д゜)「バイトにそこまで求めんなよ」



( ^ω^)「儂はこの世の全てを求める!富、力、名誉、青春、全てを手に入れるまで!」



(゜Д゜)「最後のは物理的にもう手に入りませんよ」



( ^ω^)「だから儂はおでんを買うんじゃ!おでんこそ儂の青春なんじゃ!」



(゜Д゜)「あっそうですか。ネタは何を?」



( ^ω^)「ファミチキッ!」



(゜Д゜)「おでんじゃねぇのかよ!」



( ^ω^)「ファミチキをおでんの出汁に漬けたらそれはもう"おでん"と言えるのではないか、いや、言える」



(゜Д゜)「反語になってねぇぞ。何一人で納得してんだ」



( ^ω^)「金なら払う!だから早くファミチキを出してくれ!俺ァ……俺ァもう限界なんだよ……ッ!ここ数週間マトモに寝てねぇんだッ!?」



(゜Д゜)「あの……ここファミマじゃ無いんですけど」



( ^ω^)「は?」



(゜Д゜)「7-11です」



( ^ω^)「あ、じゃあ唐揚げ棒ください」



(゜Д゜)「おでんの汁は?」



( ^ω^)「あ、要らないです」



(゜Д゜)「130円です。二度とこの店には来ないでくださいね」



( ^ω^)「寂しい時は……ダメ?」



(゜Д゜)「帰れ」




──所変わって、深夜1時の自宅である。



ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン



( ^ω^)「我が家に帰ってきたぞ、ゴミクズ共!俺と一緒に死ねぃ!」



   ('A`)「一人で死んでろカス」



( ・∀・)「最期に人の温みを感じようなどとは烏滸がましいぞ下等生物」



( ^ω^)「ポギュァアアァッ!!??窓ガラス割れとるやんけ!泥棒が入ったんか!?何を奪われた!私の(こころ)か!?」



   ('A`)「お前が割ったんだろ」



( ^ω^)「自分ちの窓ガラスを故意に割る馬鹿がどこに居んだよ。ここ賃貸だぞ」



( ・∀・)「俺の目の前にいるよ」



( ^ω^)「お前か!このクソアシスタント!」



   ('A`)「お前だよウンコ作家」



( ^ω^)「ウンコ作家っておれがウンコ製造機みたいじゃん、そんな事言うの止めてよ。オトコノコのココロは繊細なんだぉ……?簡単に穴が空いちゃんだぉ?」



   ('A`)「唐揚げ棒の棒で心臓突き刺して死ね」



( ・∀・)「つーか、先生は今一つも金になる連載持ってないし、単行本も売れなさすぎて絶版なんで、名実ともにウンコ製造機ですよ」



( ^ω^)「!そうだ!次回作は『食べたものをウンコに変える能力』の主人公とかどう?」



   ('A`)「群像劇かな?」



( ・∀・)「ボツ」



( ^ω^)「クソッタレェ!」バリィィ-z___ン!



   ('A`)「あぁ!先生が唐揚げ棒の棒でガラスを突き破ったッ!身体を動かすことがド下手くそな運動音痴の先生が、何故コレほどの投棒を!?」



( ・∀・)「恐らくは脳が限界を超え、リミッターが外れているんだろう……今の彼は無敵……無敵のウンコ製造機だ!」



( ^ω^)「いいか愚民ども!この世で一番恐ろしいのはな!全てを持った手に入れた人間ではない!」


( ^ω^)「何をも持たぬ人間なのだ!」



   ('A`)「先生、何をッ?」



( ^ω^)「編集さん……私がいいたいこと、分かりますか?」



( ・∀・)「いいえ、分かりたくありません」



( ^ω^)「ネタがねぇから寝かせてくれや!」



( ・∀・)「だめです」



( ^ω^)「あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!」バリィィ-z___ン!



   ('A`)「あぁ!先生が再び窓から飛び降りたぁッ!」



──十分後。



( ^ω^)「ネタをください」ウィーン



(゜Д゜)「帰れ」

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