表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
正論_なぜ拒絶されるのか  作者: ボーロン
第1章 旅立ち
5/35

第5話 卵が先か鶏が先か

口喧嘩しながらも愛し合い、楽しく暮らしている夫婦を描いた傑作短編小説から、連想したのは、形而上学と弁証法のことだった。

そこのけに明るく軽妙洒脱な大人の夜のパーティージョークのような作品を読んだ。


減点しようがない。満点だ!


システムで評価はした。満点だ。だが感想を書き込めない。感想欄には楽しそうな称賛の声が溢れている。そこから、私は疎外されてしまう。楽しく称えたいのに、それが出来ないのだ。


原因はわかっている。私の腐敗した脳髄の論理回路にカチリとスウィッチが入ったからだ。分析を開始し、矛盾を探す。すぐ発見出来る。【卵が先か鶏が先か】この有名な命題の正解を知っている人は多いだろう。


それは後述するとして。


「ひよこは鶏ですよ?」こんな事は書き込めない。楽しんでいる人たちから、嫌われるだけだろう。


命題の正解は「卵」である。卵を生む女性は本能的に理解しているのかもしれない。作者もご存知なのだと思う。生物を分類するのは、形而上学(けいじじょうがく)的思考であり、進化論を発見するのが、弁証法的思考なのだ。


楽しく面白く、愛を定義した傑作短編小説の、隣接する世界は、広大であり、大宇宙そのものである。



私の精神のあり方、この有様を変えようもないのだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ