第2話 「小説家になろう読者」の質を問う!
この短編から 「小説家になろう」 でのROM(読み専)ID六桁の私の作家活動が始まった。
感謝している。公式に書き残して置く。
読者数の少なさに、私が僻んだり嘆いたりして叫んでいるのではない。
私自身の作品の数少ない読者様たちが、世界に稀有の質が高く慧眼の人であられる事は間違いない。そう思える私が幸福であること。それは重要なことだ。私にとって。
その作品が好きだから読んでいる、我が儘な読者が、作品に期待する展開が裏切られた瞬間、絶望することはあるだろう。しかしながら、何事も即断は禁物だ。行動する前に考えるべきなのも当然だろう。
尾籠な例えはお許し願うとして、鼬の最期っ屁にも似た、脅しともとれる毒舌を感想欄に書き込んでいるのを見かけた事がある。毒者などではなく、むしろ、駄々っ子が可愛く拗ねているように、私は感じた。
何事も即断は禁物なのである。
この日本に、日常的に小説を読む人がどれほどいるだろう。小説を読む習慣を持つ人は、希少な少数派に属している。「小説家になろう」を支えているのは、思考する機械である人間の陥る性癖である活字中毒の読者なのだ。
タイトルの問いに答えよう。
「小説家になろう」の読者は極めて質が高い。有り難いことである。
感想一覧より作者の返信のみ残します。
ボーロン [2019年 02月 02日 17時 42分]
感想ありがとうございます!
↑こう書けて…感無量でございます。今は私もとにかく作家です。(笑)