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正論_なぜ拒絶されるのか  作者: ボーロン
第1章 旅立ち
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第18話 「批判なのか_大いなる存在」

心優しき少女に与えられた罰……それは人類を滅亡させる事。

人類が神に取って代ろうとしたバベル計画によって、世界は書き換えられた。大いなる存在に

よって……

大いなる存在に罪を問われ、罰を与えられた心優しき少女『レイ』。

彼女に与えられた罰とは、人類を滅ぼす事。

彼女は本当に人類を滅ぼしてしまうのか。それとも、人類を救うのか。

心の葛藤に苛まれながらも、彼女は”魔姫”と呼ばれ、人類から恐れられる様になる……

―――――――――――――――――――――――――――――


バベルの塔と大いなる存在

導入部として優れています。異なる立場や視点から読めば、短所や欠点もあるのでしょう。それでもそれを、補って余りあり、遥かに凌駕りょうがする長所がある。

それは、精密に美しく描かれるランス王国と、そこに生まれ《《そこで死すべき人々》》の住む惑星であり、あたか

も、包み込まれていき呼吸しているかのような臨場感を感じる。

読者を魅了する謎(伏線)もある。例えば、《種族欄が【???】となっている事も不思議だ》 この???を想像するのは楽しい。大天使か堕天使か或いは創造者なのか?

この想像が所謂いわゆる「ネタバレ」に相当するのか私は知らない。仮に「ネタバレ」であったとしても、読者を惹きつけこそすれ、離れさせる事はないと信じています。

夜美先生にはネタバレに耐え得る作品を産み出す力量があるから。


読者を魅了する謎。それは大いなる存在からレイがアバターとしてではなく、アバターを召喚するものとして《《書かれていること》》。レイがなにものであるのかを示唆しさしているのだと私は考えている。それは的外れかも知れない。夜美先生には独自の構想と気高い意思があるのだから違っても当然なのです。

もし結果的に一致したならば嬉しい事ですが。


このエッセイ集の中で私は次のように書いています。

《七つの大罪にある矛盾即ち全ての人間が内包する矛盾が、終わる事のない黒白こくびゃくの闘争の源泉となっているのです。だから人間は互いに、永遠に争い続けます。そしてこの物語の紡ぎ手の心優しい桜華夜美さまに、与えられた罰は「心優しき少女に与えられた罰……それは人類を滅亡させる事」 《《夜美様》》は魔神として「人類」と闘うことになるでしょう。人類が内包する矛盾から生ずる邪悪なものと戦い、最終的には大いなる存在と対峙し大いなる存在とは何かを知る事にならざるを得ません。《《現在は過去の結果》》です。過去を書き換えられた現在のレイの暮らすランス王国は既にパラレルワールドです。零はそこには存在していない。唯一存在するのは《《最初から書かれたレイ》》だけなのです。《《書かれた人類》》だけなのです。タイムパラドックスを超越し大宇宙と向き合うのは、桜華夜美先生です。私は先生の紡ぐ物語を楽しむだけです。》 ですから、あるがままのあなたがいいのです。


けれども、この新しい世界の歴史や年齢に比べて幼すぎるレイの知識や行動の謎。人々の行動や反応の不条理の理由は、早めに読者に明かされるべき事実だと思います。


その理由は短絡的な読者さまが引いてしまい読むのをやめてしまうのが嫌だからです。

もっと多くの人に読まれるべきなのです。

私は批判しているのではなく心配しています。私は意見を言うだけです。あなたは思うがままにすればいい。


人は皆、女や男である前に、一人の人として、自由であるべき宿命を帯びて、生まれてきます。

ですから、あるがままのあなたがいいのです。


―――――――――――――――――――――――――――――

転載するに当たり

以下:私に帰属する返信の部分を編集して付記する。


[2019年 03月 16日 23時 24分]

夜美さま、

感想ありがとうございます。大いなる意思に許されたように感じています。

人が人に影響を与え与えられる事は避けられません。誤解から傷つけ合ってしまう事もあり得ます。謝罪を受け入れあなたを信じます。あなたも私を許してください。


私はあなたを攻撃しません。ゆっくり深呼吸をして落ち着いて聞いてください。

「物語の根幹を成す部分の謎」を私は重要視していないのです。謎解きをメインとする推理小説であっても、優れた作品は寧ろ謎以外の根幹部分に、織りなされる複合的なテーマにこそ惹かれるものです。後で気がつく謎(伏線)に驚かされたりします。そのような謎は最後まで明かすべきではないでしょうね。


物語の根幹部分の世界の骨組み・法則が明かされてないと読者は戸惑い(法則性のない世界はあり得ないから)リアリティーのない物語に没入出来ない一定数の読者は離れてしまいます。それでも、あなたの作品は優れているから愛されるでしょう。それでも、私は勿体ないと思うのです。読んでくれない一定数の読者さまを惹きつけて欲しいのです。

でもそれは私がたくさんの本を読んで身につけた考え方であり、夜美さまも独自の構想と気高い意思がおありなのですから。それぞれに違って当たり前です。あなたは自由なのです。誰もあなたを束縛できません。あなたが従うのはあなた自身だけでいいのです。あなたはあるがままのあなたでいいのです。


Twitter経由で、あなたの処女作を知った私は、一番最初から終始一貫して長期的な視野で将来性を認めているのです。


私はサブタイトルと粗筋と最新話だけを読んでレビューを書くと決意したのですよ?

改めて、こちらこそ宜しくお願いします。


☆☆☆


ボーロン [2019年 04月 13日 03時 47分]

夜美さん、あなたの決断を尊重します。私はあなたのお望み通り、カクヨムでの応援を辞めました。ナローではあなたが私をブロックしレビューも感想も削除した。今では相互ブロックですね。

仕方ない。あなたが望む事なのだから従いましょう。

ここに書くのはオープンにするためです。追いかけてはいなかったし追いかけるつもりもない。

あなたはあなたのままでいい。それでいい。

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