ソープ行きたい
くだらん
眠れない日に書いた、眠れない人達に向けた(嘘)感動のくだらん物語。
ホントにくだらん。作者の気持ちになってみて。どうのていがソープという存在を知り、哀れに興奮している姿を想像してみて。
それが理由でこれ書いたとかマジくだらん。
ソープいきてー
福岡、中洲。
そこは男として(性)を受けた者ならば、誰しもが目指すと言われる桃源郷。
かつて全国の風俗店を旅をした者がいた。
彼は狡猾だった。 数少ない親友、両親、職場の同僚。彼の周りにいる人間達は誰一人として気づいていなかったのだ!
彼こそが風俗の先、裏風俗の創設者であるということを……
この世界には、性に関する様々なサービスを受けることが出来る施設がいくつもある。性欲はビジネスと相性がいい。それらは廃れない。しかしその内容には天から地までの差がある。
初恋のあの子や芸能人のようなエンジェルに自分の性欲を、欲望をぶつけることが出来る。それも受け止めてもらえる。比べて、残念なオバサンに手コキだけでいかされることもある。
彼はそれらが許せなかった。なぜ我々はこんな仕打ちを受けなければならないのか。たかが金ごときでここまでの差が出てしまうのかと。
悲劇だ。こんな世界は間違っている。性を満たすため女体を求める者達の道しるべとなる物がなければならない。自分を解放すべき場所が必要だと。
誰もが分かっている。この星を明るく照らす光が無ければいけないと。
そして彼は思う。
『我、性欲の権化なり!!』
『我が、全てのイチモツに平等な幸福を与えなければ!!』
彼の心は熱く燃え滾っていた。イケメンにもブサメンにもフツメンにも優しくある世界を作ることを胸に秘め。
神がいると信じるものはどれほどいるのだろうか。
誰も見たものは無い。勝手に人間が自らを上位の存在へと見なすために作り上げた偶像だ。
しかし、その時ばかりは神という存在を肯定しなければいけなかった。
その思いは神に届いた。
体が熱い……主に下半身にぶら下がっているマイブラザーが。むくむく。
ビリビリッ!!
『スーパーエキスターナル!! ブースト マイ ブラッドォォォォォォォ( ^ω^)おっおっおっ!!!!』
さきっちょから何かが迸る。下着がぬめる。
無意識に口から発せられた言葉がその激動をさらに加速させてゆく。
……ズゴッ!!!バゴッ!!! ぼRyuRyu流!!!
ずぃーーーーん、ピキャァァァぁぁぁーーー!!!!
(^ω^)
封印されし布が破れ、チャックが壊れ、全てを巻き込んでそいつは現れた。
2018年最後の日。発展途上国も地球の裏側も幸福度1位の国も紛争中の国も区別なくかつてないほどの眩い光に包まれたという。
ゴゴゴ……
あれからどのくらいだったのだろうか。
乾いたぬるい風の音が耳に流れ込んでくる。
地面はさけ、建物は崩壊しサバンナのような赤い世界が広がっていた。
そこにはもうかつて肉棒らの平和を望んだ彼の姿はなかった。
それはまさしく性欲の権化と呼ばれるのに相応しい、神々しきイチモツだった。
大きさ約3メートル。太さ、直径で50センチ。どっしりと構えている。表面はしっとりしかし、ギラつく男らしき筋肉質でうっとりするような形。見たものの細胞は震え上がらせられる。
トクトク、と脈打つその姿はそれがまるで世界の心臓であると強く主張しているかのようだ。
全てに慈悲深く平等なちんこ。
しっとりといやらしくも輝きを放つ男根は
世界を変えてゆく……
ごめんなさい