表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光の中で、君に会う。  作者: 轟 奏矢
1/4

○○の君

初投稿です!宜しくお願いします。

The letter fromAtoB

白くて淡い光の下で


鈴蘭の君




カランとグラスが音をたてる

鈴蘭が君の周りで咲き誇る

白い手でそっと麦わら帽子を抑えて

蒼い風をなびかせながら

淡い淡い煌の中で

君は泡のように微笑んだ


このまま融けて消えてしまいそうな程

甘く甘く幸せそうに

パチンと弾けて消えてしまいそうな

シュワシュワの炭酸のように

眩しく眩しく哀しそうに

それは夏が終わるまで


まるで輝く太陽のように

まるで煌めく星のように


・・・・・・最後を燃やしていった君へ


君が好きだった花束と

君が愛した言葉を添えて


君の新たな出発を祝って

僕は君に祝杯をあげる


頬に伝い落ちる雫を拭いながら

ただ静かに

ただ優しく



「ありがとう」

と呟きながら。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ