エピローグ
終わり
異世界が平和になり、俺たち地球人は地球へと返還された。
そして、数年がたち、舞は医療関係の道にすすみ、健治は旅に出た。色々なことを体験したいらしい。
そして、俺はと言うと、
「はぁ?また、お前がいんのかよ。毎回毎回、俺の行く先に構えて、予知でもしてんのか?」
柊である。
「いや、お前が分かりやすいだけなんじゃねぇか?」
「そう言われたのはお前が初めてだよ。」
柊は見たこともないようなしょんぼりとした顔でそう言う。
「まぁ、お前がいるから俺は楽しめてるんだけどな?」
「なんだ?プロポーズか?」
このやり取りももうそれなりにやっている。
「さて、世間話(?)も大概にして、早速お縄についてもらおうか?」
「毎回で悪いけどよ、お前。それ、今の時代でほとんど聞かないよな。」
「気にするな。それでだ、今回は何を企ててたんだ?」
「言うわけがないだろうが。」
「とか言って、本当は言いたいんだろう?誰にもばれないのは辛いのだから。」
「はっ、毎度の流れだな。ま、でも今回ばっかしはちょいと言えねぇんだ。」
「まぁ、いいんだけどよ。」
少し息をつく。
「そうは言うが俺はお前を捕まえるぞ?」
「やれるもんならな。」
そして、振り替えり、柊の姿を...。
「あれ?」
「残念だったな。ビックリしたか?いつも煮え湯を飲まされてっからな。」
「あぁぁぁぁー。」
嵌められた。
はい、これで終わりです。今までどうもでした。また、近いうちに新しい話を投稿するのでよんでくれれば嬉しいです。