一時休戦
遅れました。完結はしっかりさせます。
「ふざけやがって。おれのことをどいつもこいつも
無視しやがる。俺は、上から命令されることと
忘れられるのが大っ嫌いなんだ。」
「あぁ、中井か。すっかり忘れてたよ。
でも、君にも死んでもらわないとね。」
そして、スミルは大剣を中井にも向け
刺そうとする。
「なめてんじゃねぇぞ。こんなもん...!」
何をしようとしたかはカズを含めて、
理解できたのはいなかった。
というのも、中井は自身の能力で魔物を
召喚し、その大剣を回避するつもりだったの
だが、使えなかったということだ。
そのせいで回避しきれず、大剣は中井の肩を
切り裂く。斬られたところは柊のように
消失し、腕が落ちる。
「ああぁ、スミル。てめぇ、どんな手口を
使ってやがる。」
だが、柊のように完全に全てが消失る
わけではななかった。
「触れたものを消失させる。グングニルに似た
能力と特技などの 「ふざけやがって。おれのことをどいつもこいつも
無視しやがる。俺は、上から命令されることと
忘れられるのが大っ嫌いなんだ。」
「あぁ、中井か。すっかり忘れてたよ。
でも、君にも死んでもらわないとね。」
そして、スミルは大剣を中井にも向け
刺そうとする。
「なめてんじゃねぇぞ。こんなもん...!」
何をしようとしたかはカズを含めて、
理解できたのはいなかった。
というのも、中井は自身の能力で魔物を
召喚し、その大剣を回避するつもりだったの
だが、使えなかったということだ。
そのせいで回避しきれず、大剣は中井の肩を
切り裂く。斬られたは柊のように 。おい、イレギュラー共。手を貸せ。あと、勘違いはするなよ。
お願いじゃねぇ、命令だ。」
「うん、いいね。協力でも何でもしてよ。
どうせ、僕には勝てないんだし。」
「それはいいんだが、何が起きたんだ?それが分からんことには対策の立てようがない。」
クロノの疑問はカズも思った。
「何を考えているの?そんなの簡単なことでしょ。
君たちが持ってる特技なんて、僕達、神が作り出して
あげただけなんだからさー。そんなもの使って、
僕達と戦おうってほうが馬鹿なんだよね。」
つまり、俺たちでは勝てないのということを
直接的な表現で伝えて来てると。
「ほざけ、そっちが分からないものを使えば
いいんじゃねえのか?」
クロノはそう言って様々な武具を空中に具現化
させて行く。
「もう分からずやだな。いいよ、
うってきて御覧よ。」
「反撃されないのは癪だが、一思いにやってやる。
後悔すんなよ?こんちきしょうめ。」
ただひたすらに集められたそれらは凝縮され、
一つの太い線となりてスミルへと飛んでいく。
「あ~あ、またそんな一つにまとめちゃって。
そんなの僕じゃなくても、対処できちゃうよ。」
次々と飛ばされる武具に慌てる様子はなく、
スミルの目の前には黒い穴が作られる。
武具は全てそこに吸い込まれていき、スミルには
届かなかった。
「返してあげるよ。」
その言葉と共に俺たちの前には黒い穴が
現れる。
「いい気になってんじゃねぇぞ。」
「ふふ、いいね、もっと吠えて見せてよ。
吠えてられるまではね。」
飛んでくる数々の武器を各々がいろいろな方法で
かわしていく。
「ブファ。」
そんな変な呻き声が聞こえた。




