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主人公素質がない人の異世界暮らし  作者: あめみや
第六章 第八次世界大戦
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○神と時の部屋

短めですが本日、二つ目の投稿だぜ。

「あぁーもう。あいつら、絶対に殺してやる。」


ラミルが頭をボリボリかきむしりながらめちゃくちゃ

怒っている。ここまで怒っているのは、

たぶん初めてだろう。


「こうなったら、全ての国に伝えるのはあいつに任せようかしら?でも、あいつ相当の面倒くさがり

なのよね。でもこいつらも育てなきゃ行けないし

あれを使おうかしら?むしろ使わなきゃ勝てない

可能性の方が高いわよね。」


なにやら、ぶつぶつ言ってはいるがここで反応

したら、なにされるか分かんないしな。


「あなたたち、強くなりなさい。そして、

あのバカ共にきついお灸をそえてあげなさい。」


おいおい、それは無茶ぶり過ぎるだろ。流石に

一ヶ月やそこらで対向する手段を探すのは

辛いって。ドラ○ンボールの精神と○の部屋でも

ない限り。


「あなたたちの言いたいことはわかるわよ。

だから、今は付いてきて。」


気付くとラミルの目の前には大きな扉がて出来ていた。すると、ラミルはその中に直ぐに

入っていった。突然すぎて誰も反応できず

突っ立っていると


「ついてこいって言っているでしょ。いつまで

そこに突っ立ってんの?早く。」


しぶしぶついていく、扉をくぐるとそこには

ひたすらに白い空間。もやがかかっているような

雲の中にいるような?感じだ。


「ここは、私たち、堕神のすむ世界。

信じられないかもしれないけどね。事実よ。」


確かににわかに信じることはできない。

が、よくよく見ると他にも人がいるようだ。

もっとも、ラミルの言っていることが本当だと

するとあれは堕神ということだが。


「それでここになんで連れてきたんだ?」


当然の疑問である。


「強くなってもらうのよ。スミルがいなければ

なんとかなるかもしれないけどね。いる状態では

なんともいえない。勝率は三分も行けばいいぐらい

かしら。」


う~ん。事実であるだけに余計に悔しい。俺なんか

戦力にならないからな。


「皆には合わせた練習相手を用意してあるわ。

これから一ヶ月しっかりとしごいてあげるから

覚悟しておきなさいね。」


前回天界に戻ったのはこれの準備

だったのだろうか?


「あぁ。それともう一つ言うことがあったわ。

一ヶ月っていったけど、ある部屋に入ってもらう

から実際には一年ってところかしら。」


精○と時の部屋来たぁぁぁぁ。狙ってただろ。

絶対狙ったべ。おっと、俺らしくもない。

「健治は、堕神一の剣の使い手、アレスに。」


「アレスだ。昔は自分でいうのもなんだが

強かったぞ。一応今も特訓はしているけど

腕は大分堕ちたがな。堕神だけに。ガハハハハ。」


第一印象は、気のいいおっさん。ふざけていて

強そうには見えないがその闘気から相当の

強さが分かる。筋肉もしっかりとついている。


「舞は、元々守護神だった、レイに。」


「レイよ。貴女が私の恩恵を受けたのね。

私の恩恵を受けたからには、その力をマスター

してもらうためにバシバシしていくわよ。」


綺麗な長髪の似合う伸長の高い女性。

口ではきついことを言ってはいるが恐らく、

半分本気で半分冗談なのだろう。


「それでカズはわたしね。」


は?ラミル、マジで言ってんの?俺死んじゃう。


「大丈夫大丈夫。あんたの才能の無さは

分かってんだから、違う才能。あんたは危険察知能力

が一番高いんだからそこを伸ばすために...。

私の技の餌食になりなさい。手加減はするから。

死ぬか死なないかのギリギリぐらいまで、だから死ぬなんてないない。」


恐い恐い恐い。特に顔、顔。絶対ストレス発散に

使おうとしてるって。今すぐ逃げ出したいです。


「よし、早速やっていくわよ。」


ちょっといまからか。もう疲れた。休みたい。


「待て。話せばわかるって、な。な。」


必死に懇願してみるがどうやら無駄のようだ。

俺が一ヶ月後生きていますように。

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