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主人公素質がない人の異世界暮らし  作者: あめみや
第六章 第八次世界大戦
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基地破壊(王都)後編

すみません。二回も書きかけを飛ばしました。

人間生きていればこんなこともあるさ。

そこには悪の野望アビスアンビシャスがいた。


王の側近は奴らと交戦しているが側近の方が押されていて、段々王の守りが薄くなって来ている。


人数は六人。以前見かけた五人と一人は知らない

人のようだがやけに身体のガタイがいい。


「あれー?イレギュラーじゃないか。え~と、

名前は....。あれ?聞いたっけ?」


「聞いたっすよ。あの頼りなさそうな人が

和男でその隣の可愛らしい子が舞。あれ?もう

一人はいないっすね。」


「そうだったっけ。まぁ、いいけど。それで

何しに来たの?ラミルは居ないし。それで勝てる

とでも思っているの?」


しかし、そんなとき眩い光と共に声が聞こえた。


「誰が居ないって?」


光が晴れたとき、案の定ラミルがいた。


「あれ?来たの?ラミル。まぁ、来たからと

いってなんかできるわけでもないだろうけど。」


ラミルはそんなスミルを目で牽制している。


「王の側近。あなたたちの仕事は王を守ること

でしょ。この通路じゃないところから早く

逃げなさい。」


今、気付いたのか王様をつれて、

急いで逃げていった。


するとそれと入れ替えに、健治が

入ってきた。


「...。って健治?なんでここにいるんだよ。

早すぎだろ。もう基地の破壊は終わったのか?」


そう、早すぎるのだ。確かにここの基地を探すのに

時間がかかったとはいえ、まだ三時間経って

いない程度。往復で尚且つ、基地の破壊の仕事

があったのにもう帰ってきている。


「あぁ。いや、ラミルが丁度仕事を終えたくらいに

連絡してきたから急いで来たんだよ。」


いやいや。それでも無理じゃね。うん、無理。

無理だよ、なぁ。でも健治なんだよな。

そう、健治なんだよ。


「君が健治?じゃあさ、全員集まったことですし、

自己紹介でもしません?俺は神のスミル。」


「柊だ。地球はもう飽きたからここに来た。」


「高橋 明っすよ。なんか前もこんな感じ

だったすよね。」


「三代 快。お前らに説明する必要はない。」


「中井だ。」


「俺は沖だ。俺の仕事は主にそうだな。

パシりか?おい、柊お前がちゃんと仕事を回さない

からこんな紹介になっちまったじゃねぇか。」


「他にもいるがそれはまた今度な。」


なんか自己紹介された。しかし、されたから

といってこっちがする義務はないのだが


「ご丁寧にどうもな。俺は健治だ。」


「舞です。血は繋がっていませんが隣の

和男がお兄ちゃんです。」


「ラミルよ。ちょっとそっちのスミルに

用があるんだけど。」


なんか自己紹介し始めたんだけど。しかも、

さらりと俺の自己紹介までされたし。


「よし、こんなものか。それで?もう一回聞くぞ。

何しに来たんだ。」


「分かっているんでしょ。白々しい。あんたたちが

起こしたこのつまらない戦争を終わらせるのよ。」


「うん。それで?じゃあさ、この基地はくれて

あげるよ。ねぇ、柊?」


「あぁ。構わん。さて、ここで提案だ。俺らの

目的はもう半分終わった。王を殺せなかったのは

計算がずれたがな。そこでだ。チマチマ

攻めてみたけど、もう飽きたからさ、

もっと大規模せ戦争しようぜ。いいか、猶予は

一ヶ月。一ヶ月後にナキ島、サバン島、バロール島

のどこかに戦いをしかける。複数もいいな。

まぁ、それまでに戦力を整えとけよ。あ、あと

最後にもうひとつだけ。楽しませろ。」


柊がとんでもない提案をしてきた。


「何が最後よ。帰すわけないでしょ。前回みたいにはいかないわよ。」


すると俺たちのいる通路が黒い光を放ち始めた。


「おいおい、ラミル。誰も全員で帰るなんて言って

ないだろう。俺は少し遊んでやるよ。」


スミルが焦っていないのかすました顔で

言葉を告げる。


勿論、俺は焦っている。ラミルの顔はぶちギレ

ているし、黒い光もあやしい。俺らまで殺す気か?


「ってことでだ。先に帰ってろ。」


「何が帰ってろだ。ふざけんなよ。」


「おぉ。恐い恐い。」


「ぶっ殺してやる。《インスティンクション》」


流石に危ない技のようだ。スミルの笑顔が

ひきつっている。


「危ねぇだろ。」


その瞬間ラミルがたおれた。と、同時に黒い光も

収束し始めた。


「俺はあくまでも観戦。面白ければいいんだよ。」


奴らは転移していき、辺りには静寂が訪れ...。


「敵は何処ですかー。」


なかった。空気読め。空気を。

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