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主人公素質がない人の異世界暮らし  作者: あめみや
第六章 第八次世界大戦
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情報

最後のほうのは、あまり気にしないでください。

ギルド長と話をつけた、俺たちは健治の帰りを

待つ。健治はとてもタイミングがいい。だから...。


「おーい。カズ、舞ちゃーん。」


ほら、な。時間にして二分。これが本当に

狙っているとしか思えない。


「で、どうだった。健治。」


「あぁ、驚くなよ。驚くと思うけどよ。」


...。驚いた。本当に素直に驚いた。そんなばかな

ことがあるのかというくらい。


ほとんどラミルから聞いたらしいのだが、

まず、この人族の多くすむラキ島には、

基地が二つある。一つ目は、誰も住んでいなそうな

むしろ住んでいない山の廃墟を使って

いるということ。


一つ目なんかはある程度予想が出来そうではある。

だが、二つ目は予想を遥かに上回るものだった。


それは、王都の真下。つまり、王都の地下に

基地を作ったという。


「どう言うことなんだ?」


バカなのか?そんなところに作ってよく

ばれなかったよ。いや、本当に。


どうやら、本当に面白ければいいらしい。柊の

考え方が少し外れている。まぁ、ある意味、

盲点ではあるから、分かりにくいっちゃ

分かりにくいけんども。


しかもいまは、そこにいるという話でもあった

ので今すぐ叩けば何とかなるかもしれない。


他の島については、まだ分からないけど

今回でうまくいけば万々歳。


世の中うまくいかないのは、知っている。この

異世界に連れてこられたし。でも、健治と舞は

俺が守る。とはいっても、俺のほうが弱い

けどな。


ーーーーーーーーーーーー


物事とはうまくいく試しがない。うまくいった

としたら、それは不幸への始まり。


幸と不幸というのは、反対の意味のようで

お互いに近いもの。


人は死ぬもの。それは不変の定義。それがいつ、

どんなかたちで訪れるかわからない。


このカズたちに襲いかかるのは、幸か不幸か

この段階ではだれも知る由はない。

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