やっと人に会えた
関所でのもめ事は特になく、やっと
平和的な会話ができた。話によると、基本的には、
ギルドで身分証を作れるらしい。詳しい話は
ここで聞けと...
ギルドにも多くのものがあった。
・戦士ギルド
・魔法ギルド
・盗賊ギルド
・商人ギルド
・冒険ギルド
などなど以下割愛。
どこにしようかな~と悩んでいると、
広場みたいなところで騒ぎが起きていた。
どうやら男の冒険者と女の人がもめて、
けんかになっているらしい。
「おぉ~。本当にやってる。主人公素質がない
俺だけど、助けたらフラグ作れるかな~。」
と思い助けようした次の瞬間、
「何よ。ギルドの場所を聞いただけじゃない。
なんで、お金を渡さないといけないの、よ。」
と、いきなり男に手に持っているメイスで
殴った。
ガンッ。鈍い音が辺りに響き、
男は、急に向きを変えて逃げ出した。
「ってなんで俺の方。」
突っ込まれました。痛かったです。
「なんで、まわりの人に突っ込んでんの、よ。」
あ、女の人が来てまた頭を殴った。
ガンッ。ガンッ。ガンッ。三回HIT
こりゃ痛いわ。完全に伸びているし。
「悪かったわね。一撃で落とせなくて、
突っ込ませてしまって。って左手折れてる
じゃない。」
「あっ。これは、ちがっ。」
「ヒール。ついでに私もしないと。ヒール。」
「ありがとうございます。お怪我でもしたん
ですか?」
「あぁ、私からだあまり丈夫じゃないのよ。
さっきメイスのせいで、指の二、三本ね、。
あなた、身なりがここら辺では見ないけど、
何しにここにきたの?」
「ちょっと遠い方から。ここには、ギルドで
身分証を作るためにきたんですよ。」
「じゃあ、丁度いいし、一緒にいきましょ。
あぁ、私の名前はレナ・コレス。レナでいいわ。」
「俺の名前は、谷原 和男。呼び方は親しい人
からはカズと言われているけど、好きに
呼んでください。ちなみにどのギルドに入るつもり
だったんですか。」
「まぁ、一番便利なのは冒険ギルドだから、
ここに入るつもりだったわよ。なにか違うところ
がいいの?」
「大丈夫です。」
レナ・コレス
ヒールなど回復魔法の使い手だったりするが、
からだが弱く、ちょっとしたことでけがを
するため、けっこうな頻度でヒールを
唱えている。また、魔力は多いほうなので
ヒールぐらいなら一日で魔力切れはしない。
やっと話らしくなりました。




