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男の一生

彼は天才であった。優れた知能と豊富な知識。

これだけ見れば、欠点のない優秀、いや優秀

過ぎるぐらいだった。だが、それを社会は

気づかなかった。


彼は、大学までは頭の良い人で

普通に人として生きていた。大袈裟かもしれないが

事実、大学を境に彼は人として見られなく

なってしまった。


大学では、主席。今までの試験では、満点のみ。

そう、優秀過ぎるのだ。彼は、いいところに

就職し、身を粉にして社会に貢献しよう。と、

思っていた。


しかし、社会は彼を気味悪がった。優秀過ぎる

人材とは、あまりに悲しいものだ。だから

みんな彼を拒絶した。


それによって彼は、壊れた。こんな社会、

こんな世界、こんな人類、全部いらないと。


だから彼は決心した。自分が世を作り替えよう。

もう一度、歴史をやり直そう。と


もう一度言うが、彼は優秀過ぎた。普通はこう

かんがえるだろう。不可能だ。と


だが、彼にはできた。できてしまったのだ。

優秀なのが故に。


最初は自分を毛嫌いした、大企業を潰して

裏から乗っ取った。


それから、暗殺などの殺しも請け負った。


こうして、彼の名前は全国、いや全世界に

広がった。


世界は、彼を探した。しかし、髪の毛一本すら

見つけることが出来なかった。


彼は、充実していた。毎日が刺激で溢れ、

毎日が楽しくてたまらなかった。明日は、

なにをしよう。誰をどういう風に殺そう。男の

目的は毎日を楽しく生きることに変わっていった。


しかし、そんな毎日が急に終わりを告げた。


彼は捕まってしまった。警察に?そんな馬鹿な。

そんな組織にこの男が捕まるわけがない。


彼を捕まえたのは、神。そう、神だ。


神は、使いの者に男を確保させた。


そして、あのとある一室へと

物語は進む。


とある一室のまえの出来事です。

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