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ラミル編
短いです。ちょっと意味深です。
ある男が異世界へと迷いこんでしまった。
そんな情報が堕神の中で流れた。
信じる者、信じない者、興味がない者
これを利用しようと考える者。
色々な考えを持つ堕神がいたが、一人だけは
それらには、当てはまらない顔を
している者がいた。
とある女堕神である。
なにを隠そう、彼女がある男を異世界へと
連れ込む要因となったのだ。
彼女は焦っていた。自分のせいだと。自分が
なんの罪もない一般人を異世界に巻き込んだ
ということを。
だから、彼女はカズと関わりの深い
健治と舞を異世界という、新たな道に
連れ込んだのだ。
今、ここで全てを語ることは誰にもできない。
誰も全てを知り得ていないのだ。
彼女もその一人だった。しかし、彼女は
賢かった。自分が全てを知り得ていない
ことを理解していた。
だから、だからこそあの三人にスマホのような
もの（ベガ）を送ったのだ。それで、
少しでも償いをするように。
だから、あの三人についていくと決めたのだ。
だから、最小限の情報しか与えず
環境の慣れてもらおうと思ったのだ。
だから、誰も知らない。
それが、これからどんなことにつながり、
どんなことがおきるのか。
ベガの説明など次の回でいれます。
