適性特技
今回、短いです。
「最初に適性特技を確かめに行くわよ。」
「どこにいるんですか?」
「ほら、あそこよ。すみません。いくらで
教えてもらえますか?」
「銀貨一枚でいいよ。探すのはそっちの坊くん
かい?」
「何でわかったんですか?」
「そっちの嬢ちゃんは回復魔法と魔力増強と
珍しいものを持ってるし、自分で特技を分かって
いる人はそのまわりがほんのわずかだけど
光っているからね。」
「それは、私も知らなかったわね。
ほら、銀貨一枚よ。で、どうなの。」
「いや~。それがね、さっきからずっと見てるん
だけどね~。」
「まさかなんにもないんですか?」
「そうでもない。いや、そうでもあるかも
知れない。」
「どういうことよ。」
「それがね...。」
適性特技を探す人(探し人)の話によると、
俺の適性特技は数えきれないほどあるらしい。
これだけ聞けば、主人公素質が
実はあったんじゃん。と、なる。
しかし、主人公素質はないのは相変わらずで
その中の大体のものは使えなくて、
あとのものも、条件があったりと訳有りの
ものばっかだった。まぁ、後に使うことは
まだ誰も知らない...。
結局、まだ能力をなににするか
決めてないんだよね。