生と死
少し他の作品に似ているところがありますが一応オリジナルです!
どうぞ気軽にどうぞ!
ここは何処だ... あたりは真っ暗で何も見えない... そうだ、僕は死んだ...
幸せだった 優しい家族、可愛い彼女、沢山の友達 でも、もう...
「生き返りたい?」
えっ? 誰? 何処? 声が聞こえる 正確には、感じる 脳に声が伝わってくる
「生き返りたいの?」
そりょそうだ...
「願って、そうすれば...」
願ってどうなるんだっ! でも、生き返えれるなら...
僕は願う!
(生き返りたい!)
その瞬間、目の前が光に包まれていく 前が見えなくなる
暖かい 僕はどうなった やっぱり、ダメじゃないか...
ジィーーーーーーーーーーーー !
「はっ!」
ここは? 自分の部屋のベットの上だ あれは、夢?
「おーい、海斗ー起きなさい。遅刻するよ〜」
お母さんの声 僕は生きてる... いやな夢を見た
「今行く〜」
返事を返す 急いで着替えてご飯を食べる そして、家を出て学校へ向かう
途中、一人の女の子が目に入る 僕の彼女の琴音だ 二人で学校へ向かう
普通の日々だ やはり、あれは変な夢だったんだ
普通に授業を終える いつもの「日常」だ 帰るときも琴音と一緒に話しながら帰る
幸せだ いつまでも続けばいいのに...
その瞬間だった 気が付くと横断歩道にいた
「えっ」
信号は赤 車が走っている 自分に向かって
「助け...」
足を踏み出す 間に合わない 車のエンジンの音とともに僕の体が空へと舞う
痛みはない 車の運転手の怯える顔、琴音の叫ぶ顔、周りの人たちの焦る顔
みんなの顔が見える だんだん、意識も薄れ 目の前が眩んでくる
続く...