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プロローグ
ピシャーン!ゴロゴロゴロ!空には厚い雲が覆い、稲妻が絶え間なく降り注いでいる。
ここは魔王城。この世界エヴァーグラスを力と恐怖で支配する魔王が住んでいる。
その魔力は凄まじく、天候を自在に操り、彼が望むだけで山を潰し海を割り、泣く子どころか泣いてない子までをも黙らせるという…。
人々は魔王を倒す為に何人もの勇者を魔王城に送り込んだ。
ほとんどの者が帰ってこなかったが、中には魔王を倒して英雄と呼ばれる者もいた…。しかし、魔王は倒されても倒されても20年程でまた復活し、地上を魔物で支配した…。
そうした争いの連鎖が続き、人々の記憶の記憶から魔王と勇者がいないことがなくなった頃、その魔王城で一つの事件が起きた……。
この小説を読んで下さった皆さん始めまして。大西洋です。
素人なのでおかしな所など多々あると思いますが、感想やご指摘を下されば幸いです。頑張りますのでよろしくお願いします。




