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「誰か」の理想郷  作者: ナキタカ
番外編
39/46

【番外編】活動日誌 当番:結城(一回目)


~月~日 晴れ 担当:結城


――――――――――――――――――――――――――



「「活動日誌?」」

「そう、活動日誌!」


悠斗くんが一冊のノートを部室の机において部員の皆に言った

それは、突然の提案…活動日誌を書こうって提案だった


「いや、部室の整理してたら見つかったしさ、そういうのあった方がこれから活動しやすいと思ったから…」


「まぁ、私はいいと思うけど」


私はそういって辺りを見て意見を求める


「私もやるならつきあうよ?」

「いいと思う」

「う~ん…やるなら別に…」


織枝、京くん、宮内の三人はそう言っている…けど、こういうとき問題なのは…海部さん

海部さんは私や悠斗くんが嫌いなのか、それとも自分の意見と違うことを認めたがらないのか

酷く不機嫌な顔で了承したり黙り込んだりしたりする、もう慣れたけど



「いいと思う、やるなら」


海部さんは笑いながらそう言った、少し以外ながらも安心した


「よし、海部さんの許可もでたし今日から当番制で始めるからな!」


そういって、何故かノートは私の目の前に置かれた

これは、いつもの、前フリなのか…


「あのさ、なんで私の前におくわけ?」


ノートを悠斗くんの前に滑らせて私は言う、悠斗くんは私をからかう時の笑顔で


「いや、こういうの得意な人からやるべきだよな?

 だったら結城さんが一番適任だと思ったし?」


と言いながらノートを私の前に置く、勘弁して欲しい


「は?私こういうの苦手だって知ってるよね!私文章考えるの…」

「いや~さすが結城さん!かなりの出来の文章書いてくれるんだろうな~」


ダメだ、ハメられた…


悠斗くんはこうやって私を陥れるのが得意であり、またこの部活の日常茶飯事であった

私は諦めてノートを受け取ることにした


「無理なら変わるぞ?結城」


そうカバンに入れに行こうとした瞬間言われて、コイツは一体何を考えてるんだ

と思いながらも「大丈夫、やるから」って言って自分のカバンにしまった


「でも、何書けばいいの?」

「ソレくらい自分で考えろ!」


…何なんだろう、急に冷たくなったり優しかったり、これももういつものことだから慣れてるけど


とにかく、よく分からないままこの活動日誌は始まった




――――――――――――――――――――――――――


…って訳で今書いてるけどこんなんでいいの?

日誌っていうか日記だけど、普通どういう活動したとか書くもんだと思うけど?


…まぁ、部活が終わって家帰ってから悠斗くんに『日記っぽい方が面白い』って言ってたしこれでいいのかな…?

でも海部さん見たら怒るんじゃない?

…はぁ、わかんない…しかも悠斗くんに怒られそうだし、これからどうなるんだろ…

ま、悠斗くんは気にしないかな…?

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