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ドク博士のオールジャンルな日常  作者: ネオ・ブリザード
第一章 ドク博士、何か発明す
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第8話 『……どこ?』

「ソレデ、博士。一体何が出来たんデスカ?」

「おお! そうじゃった!」



 助手くんのその言葉に、ドク博士はようやく我に返り、助手くんに何を完成させたか説明します。



「ふっふっふ。実はな、『タイムマシン』が、遂に完成したのじゃ!!」

「オオ! ソレは、オメでトウございマス!!」



 タイムマシン発明は、ドク博士の長年の夢。それが遂に完成したと知った助手くんは、先程よりも早い拍手をし、素直な感情でドク博士のタイムマシン完成をお祝いします。



「ソレで、そレで博士? 肝心の『タイムマシン』ハ、どこ二あるノデスカ?」

「まあまあ、落ち着くのじゃ、助手くん。今から見せるからの」



 ドク博士は、助手くんのはやる気持ちを抑えるように、両手を自分の胸元辺りでふるふると振ると、助手くんに背を向け、今しがた完成した発明品……『タイムマシン』に向かって歩き出します。

 そして、『タイムマシン』の前に辿り着いたドク博士は、振り向きざまに左腕を大仰に伸ばしながら、助手くんに刮目しろと言わんばかりに大声を上げました。



「見よ! これが、儂が完成させた『タイムマシン』じゃ!!」



 そこには、ドク博士の身長よりも2,5倍くらい大きい、導火線つきで全体が黒く塗られた球型の爆弾がひとつ、鎮座していました。


 なお、ドク博士の身長は169センチ、助手くんの身長は160センチなので、この爆……タイムマシンは、相当な大きさになります。


 このタイムマシンを目のあたりにした助手くんは、「……ドこ?」と呟きながら、辺りを周りを見渡していました。

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ドク「お主たちよ。このお話とは全く無関係な世界の短編版が、このランキングタグというところから読めるらしいぞい」
助手くん「博士、誰と話してイルンデすか?」


「助手くん! 遂に完成したぞ!!」

「リア充殺戮兵器『助手くん』」

「うー……む? 何がいけなかったのかのぉ……?」

「リア充殺戮兵器『助手くん』 続報」
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