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ドク博士のオールジャンルな日常  作者: ネオ・ブリザード
第一章 ドク博士、何か発明す
3/33

第3話 『謎の音声』

 溶接してはお面をずらして確認し、ある程度溶接を終えると身体を伸ばして一息つく――

 

 それを何度目か繰り返した時でしょうか……ドク博士は、突如左手に持っていたお面を後ろに放り投げ、こう叫んだのでした。


 「出来た!!」と。



 その時です。後ろの方から、ぱちぱちと手を叩く音と合わせるように、こんな擬似的な機械音声が聞こえて来たのです。


「おメデトうゴざいまス。博士」


「うむ、ありがとう。ありがとう」


 腕組みをし、首を縦に振りながら条件反射的に返事をしてしまうドク博士。ですが、何かおかしいと思ったのでしょう、ドク博士はその場で顔だけ声のする方に振り返ります。


 すると、なんということでしょうか。そこには、全身緑色で、人型二足歩行でありながら、胴体は縦長、顔は横長のラジカセみたいな形に、目のような黄色い【◎】がふたつつけた、いかにも『機械人形です』といわんばかりの物体が立っていました。

 さらに細かく説明するならば、ラジカセのような顔の両端には、耳のつもりで取り付けたと思われるスピーカーのような面がついていました。極めつけは、両腕と両足が取ってつけたように取り付けて見えるのに、その機械人形は関節ような所がなくても、あたかも人間の関節がある部分で気持ち悪いように曲がり、胸の前で拍手していたのです。

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ドク「お主たちよ。このお話とは全く無関係な世界の短編版が、このランキングタグというところから読めるらしいぞい」
助手くん「博士、誰と話してイルンデすか?」


「助手くん! 遂に完成したぞ!!」

「リア充殺戮兵器『助手くん』」

「うー……む? 何がいけなかったのかのぉ……?」

「リア充殺戮兵器『助手くん』 続報」
― 新着の感想 ―
[一言]  まさかの色語り…… (⌐■-■)ゞこ、これは、運営が突然レイアウト設定機能を終了した事を逆手に取った後付け論!?  やりますな。(笑)
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