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ドク博士のオールジャンルな日常  作者: ネオ・ブリザード
第一章 ドク博士、何か発明す
14/33

第14話  『赤いボタン』

「まあまあ、そう言うな。これがあれば、色々な有事にも対応出来るのじゃぞ?」

「色々トハ、ナンですか?」

「色々は、色々じゃ」



 ドク博士の、答えになっていない答えに助手くんは、心の中でため息をつきながら、再度、操作パネルの内側を眺めます。すると、先程は気が付かなかった、とても押しやすそうな、赤く、丸い形をしたボタンが、今もなお、何かを凄い勢いで映し出しているモニターの右横辺りに付いているのを見つけます。


 いえ、助手くん的には、発見しなかった方が良かった、と言う方が適切かもしれません。何故なら、そのボタンの真上には、黒い球体に波の線が生えていて、その先端にアスタリスクが描かれていたのですから。


 ……絵文字で説明するならば、【●〜*】です。こう。



 これを見た助手くんは、この赤いボタンが何を意味するのか、想像に難くありませんでした。が、あえてドク博士に問いかけてみました。



「博士。アの……モニターの横にアル、そノ赤いボタンは、ナンデスか?」


「うむ。これはな、導火線の点火スイッチじゃ」


「やっパり〜♪」



 助手くんは、顔を反らしながら言いました。

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ドク「お主たちよ。このお話とは全く無関係な世界の短編版が、このランキングタグというところから読めるらしいぞい」
助手くん「博士、誰と話してイルンデすか?」


「助手くん! 遂に完成したぞ!!」

「リア充殺戮兵器『助手くん』」

「うー……む? 何がいけなかったのかのぉ……?」

「リア充殺戮兵器『助手くん』 続報」
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