表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドク博士のオールジャンルな日常  作者: ネオ・ブリザード
第一章 ドク博士、何か発明す
10/33

第10話 『操作方法』

 変えようのない現実を突き付けられた助手くんは、半ば諦めた様子で気持ちを切り替えると、ドク博士に向かって右手をふりふりさせながら、こう切り出しました。



「ソレにしても博士。見たトコロ、このタイムマシンには操作する部分が無いミタイですが、どうやって動かすんデスカ?」


「うむ。それはじゃな」



 ドク博士は、少しにこやかな表情で助手くんに背を向けると、両手で爆弾型のタイムマシンに触れ、つるつるの表面をまさぐり始めます。



「この辺に、操作パネルを開くスイッチがあってじゃな」



 そう呟きながら、少しづつ右へ、右へとずれていくドク博士。助手くんは、その後ろ姿をただ黙って見つめます。やがて、ドク博士の姿は、「確か、この辺に〜」の声と共に、タイムマシンの向こう側へと消えて行きます。



 …………一分後。



 助手くんは、先ほどドク博士が姿を消した逆方向、乾いた土色の導火線が取り付けられている左手側の方へと顔を向けます。間もなくして、導火線の取り付け部分の真下から「おかしいの〜」と言いながらこちら側にくぐり抜けてくるドク博士の姿が見えました。ドク博士は、再度タイムマシンの表面を両手でまさぐると、徐々に助手くんに近づいて行きます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドク「お主たちよ。このお話とは全く無関係な世界の短編版が、このランキングタグというところから読めるらしいぞい」
助手くん「博士、誰と話してイルンデすか?」


「助手くん! 遂に完成したぞ!!」

「リア充殺戮兵器『助手くん』」

「うー……む? 何がいけなかったのかのぉ……?」

「リア充殺戮兵器『助手くん』 続報」
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ