③
Official髭男dism - Subtitle [Official Video] - YouTube Music
を 聴きながら
**
私が初め 感想欄での調和の在り方を思考した時 私は個がそれぞれ自由に好きなことをしながらもそれらが心地よく調和している様を唱えた
そっと歩くその路地で弾き語りをする少年も居れば 木漏れ日が涼やかな街路樹の傍でぼんやり果物を売っている眠そうな顔をした方がいるかもしれない 可愛らしい赤いレンガの屋根には スレンダーなギリシャ猫が神秘的でエレガントなその瞳でこちらをじっと見つめているかもしれない 静かなそこ 不快な音も感情も何も無く そこには 温かな感情の調和がある ……その様なことを 書いた筈 ……その場に髪を振り乱し狂気を叫ぶ 調和を乱す 不協和音や 歪さは 無い ……確かその様なことを
**
……懐かしいな ……あの時書いた詩は なんだったか ……昔過ぎて忘れてしまった
**
感想欄で感想を消された(かもしれない)ことは久しぶりだ ……それで この時 イメージした 不調和の光景 不協和音のイメージのそれを思い出し 苦笑したのだ
……それは自嘲のそれに近かったけれど ひどく 愉快な気もする ……きっと懐かしいからだ