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秘密の園
『秘密の園』
長い
美しい悪夢から
ぼくは目が覚めました。
これからは
心ゆくまで
あなたに恋をし、あなたを愛します。
それを咎めるようならば
その咎めた人にぼくは
言います…
「可哀想な人ですね…、
いずれ分かるときが来ることでしょう」と。
ぼくは
今度こそ、あなたの
眠れない夜を抱きしめにいきます!
2人は
はじまりもおわりもない
裸の少年と少女になって
誰も知らない秘密の園に行くのです。
世界よ
2人を追いかけてもいいのですよ…
けれども
言っておきましょう…
どんなに探しても
2人の愛は
誰にも見つけられません
【スケッチ】
○一点は円であり、円は一点である。これは個は全であり、全は個であると同じようなニュアンス。一点は全てを伝えているし、全ては一点に集約し、開示する。このときに、一点から円を描くように、枝葉になって分かれていくところにも、境涯、ポンジョンや固有性、役割分担などがある。マンダラ。ホロニック。重々無尽の縁起。
○しばしば、「あなた」と「ぼく」というものが、「神様」と「ぼく」ということにも、置き換えられることに、気付いてしまう。ソロモンの雅歌のように。




