THE PROFESSIONAL ~ 優希みり その栄光と半生 ~
2011年12月の作品。
お題「ミリタリー」「ビフォーアフター」「辺境」「師の教え」「マッチョ」「ダジャレ」「戦闘妖精ユキちゃん」で書いた作品。
この頃参加していた企画競作を、そろそろ卒業しなきゃなあと考えるきっかけになった悲しき思い出作。
「じゃあこれでいくかあ!」
社長の一声で会議は終了し、狭い会議室からわらわらと社員が出て自分の席へと戻っていく。
芸能プロダクション「ブライト・ライト」。所属するタレントは皆ぱっとしないマイナーなプロダクションである。今日は、新しく売り出す予定のタレントである「優希 みり」についての話し合いが行われていた。
そこにちょうど、宣伝素材の写真を撮り終えたみりが戻ってくる。
「お疲れ様でーす」
本名、田中 充子。芸名は「優希 みり」。十六歳の高校二年生。すごく美人ではないけど、可愛いっちゃ可愛いよねくらいの顔の彼女について、ちょっとむちっとしたボディと若さでグラビアを中心に攻めていこう、ということまでは決定していた。しかし、それだけでは弱い。何かもう一つ売りになる要素がなければ。
「ということで、ミリタリー・アイドルで売ることに決まったよ」
「ミリタリー・アイドル?」
内心だけではなく、表情にも「はあ!?」という気持ちがあふれ出ている女子高校生を、マネージャーの中村が諌める。
「一芸アイドルだよ。ちょっとマイナーなところから攻めるわけ。それでファンがつけばしめたものだ」
「一芸アイドルって……」
「みりちゃん、今はアイドル戦国時代だよ? かつてない人数のアイドルが日本中にいるんだ。生き残るためにはちゃんと戦略を練らないと」
「だけどミリタリーって」
ミリタリーってアレだ、軍隊だ、と彼女は考えた。名前が「みり」だから「ミリタリー」にしたんじゃね? と、鼻歌を歌いながらメールをチェックしている社長の顔を見ながら疑う。
「みりちゃんにはピッタリだよ」
「ダジャレじゃないですか!」
やっぱりな、と呆れて中村を睨むも、こんな風に軽くあしらわれてしまった。
「とにかく、決まったから。みりちゃん、マニアの層を甘く見たらダメだよ。彼ら程お金を使ってくれる存在は居ないんだからね」
こんな安易な発想で、「優希 みり」はミリタリー・アイドルとしてデビューすることになった。ビキニ姿に迷彩柄のヘルメットとゴツい安全靴。ついでにおもちゃのマシンガンやらバズーカを持たされて、密林を背景に微笑んだり睨んだりしたグラビアがミリタリー専門誌の巻末に四ページに渡って掲載される。これが彼女の記念すべき初仕事だった。
そんなこんなで「優希 みり」は非常にマイナーなアイドルとして活動することになった。ミリタリー専門誌のグラビアに加え、自衛隊や米軍の基地で何かイベントがあればそこにコソっと参加する。ごく稀に普通の青年誌に載ることもあったが、それも「一芸アイドル大集合」みたいなイロモノ集団の一員としてだ。ただでさえ個々の扱いが小さいのに、その中でも一番小さく掲載される程度。
甘く見るなといわれていたマニアの層も、優希 みりはつかむことができなかった。そもそも、ミリタリー・アイドルはもう既にいたのである。ニッチなところを狙うならば、いまだかつて誰もいかなかったジャンルに行く必要があった。安易なダジャレ的発想でミリタリーにしてしまったのは完全に失敗で、数少ないパイは先駆者に既に取られてしまっている。もちろん、現役の女子高生であるみりを気に入ってくれるコアなファンもいたはいたが、それほど多くはなかったし、これから爆発的に増えるなんて期待もできそうにない。
自分のタレントとしての将来。
それがあまりにも光を感じさせないものだという現実に、充子はため息をついた。今日もこれから仕事である。いつも通り、ミリタリー専門誌のグラビア撮影。表紙ではなく、真ん中あたりに掲載される戦闘機のオマケだ。しかし、カメラマンははしゃいでいる。
「いいよねえ、戦闘機と水着。これはウケるよ、みりちゃん」
「そうですかあ?」
「そうだよー。機銃と美女なんかも本当に、たまらないエロスだよねえ」
十七歳のごくノーマルな女子からすれば「あっそ」と吐き捨てたくなるような意見だった。そんな、まったく理解不能な世界で、水着にヘルメットで微笑む自分。
これが望んでいた仕事だったろうか。
夢見ていた将来だっただろうか。
幼い頃、テレビで見た可愛らしいアイドルのお姉さんたちの姿。派手な衣装に楽しいダンス、キャッチーな歌詞、画面いっぱいにきらめく彼女たちの華やかさ。
自分もああなりたい、と思った少女は星の数ほどいただろう。充子もその一人になって、明日のスターを目指し、オーディションに応募した。可愛いと思われるしゃべり方をマスターし、髪型もファッションも最新を追い続けた。
しかし、オーディションにはことごとく落ち続けた。明らかに自分よりも可愛くないであろうライバルが合格して、自分が選ばれないことに納得がいかない。アイドルになりたい。その夢は彼女がムキになるたびに質を変えていき、最終的には「芸能界に身を置けるのならば、何であろうが構わない」になっていた。
その結果がコレだ。鳴かず飛ばずのミリタリー・アイドル。グラビアとかやってるんだ、と友人たちに自慢できるものではない。むしろ隠しておきたい、どうしようもない中途半端さだ。
必死になればなるほど、学業からは遠ざかる。しかし、有名にもならないし、仕事も増えない、給料だって雀の涙でしかない。ないない尽くしの現状に、彼女はため息をついた。
「もうやめようかな……」
しかしその呟きは、小さすぎて誰の耳にも届かなかった。きっと辞めたって誰も気がつかない。おそらく、プロダクションの人間でさえも。そう考えると笑えてきて、彼女は戦闘機の横で一人、そっと涙を流した。
「みりちゃん、お疲れ様! 今日も良かったよ~」
カメラマンの桜井が笑顔で声をかけてきて、彼女は顔を上げた。
「はい、お疲れ様です」
「段々こう、ポーズがさまになってきたよね! いやいや、今回のはきっと評価が高いよ~」
「ご機嫌ですね、桜井さん」
「いやね、長年ずーっと、ずっとやりたかった仕事がとうとう実現することになったんだよ。今度、『THE MILITARY JAPAN』の創刊十周年記念号に載るんだけどね、伝説の傭兵へのインタビューをするんだ!」
マニアックな話に、みりは「知らんがな」という気持ちを隠しながら頷いたが、横にいたマネージャーの中村は黙っていなかった。
「それはすごいですね。桜井さん、みりも一緒に連れて行ってもらえませんか?」
「えっ?」
桜井とみりの返事が重なる。
「いやあ、それは……みりちゃんには面白くないかもしれないよ」
その後も桜井はなんとかこの申し出を断ろうとしたが、中村の強引な押しに負けたのか、記念特大号のインタビューに優希 みりが同行する事が決まってしまった。今まで優希 みりがなんとか芸能界の端っこに居続けることができたのは、敏腕マネージャーである中村の手腕によるところが大きい。どんな小さくとも仕事を強引に掴み取ってくる彼の必殺技は「わざと空気を読まない」というもので、業界内では少々嫌われた存在だ。
もう辞めてしまおうかと思いながらも、彼女はインタビュー当日、会場であるホテルへとやってきていた。桜井には散々世話になっていたからだ。いや、彼だけが優希 みりを褒めてくれる存在だったからである。彼だけはいつも笑顔でみりを撮り、差し入れをくれ、時にはファミレスでデザートを奢ってくれる面倒見のいい男だった。しかもマネージャーが迷惑をかけたのだから、サボるわけにもいかない。
ホテルのスイートルームに、その男はいた。半田・ジャン・蔵人。海外で外人部隊に所属し、幾多の戦争を生き延びてきたという、伝説の傭兵。
部屋に満ちていた異様な空気に、充子の体がゾワゾワと鳥肌を立てる。寒いからではない。確かに、いつも通りの水着に迷彩柄のヘルメットという薄着だが、部屋の気温は適度に調整されている。
この冷たさが、一人の男からほとばしる緊張感のせいだと、一介の女子高校生に過ぎない充子も理解できた。
「君」
それは突然の声だった。半田がその瞳を、場違いなミリタリー・アイドルに向ける。
「は……」
返事をしたはずが、「い」の字の発音がままならない。ガクガクと足が震え、歯の根もまるでかみ合わない。
「ふざけているなら出て行ってもらおうか」
たったそれだけで、みりのこの日の仕事は終わった。誰も何もフォローを入れることすらない。
黙ったまま、振り返り、部屋を出る。
同じホテルのごく普通のシングルの部屋で、彼女は着替えた。脱いだヘルメットと、水着と、靴をカバンに仕舞う。
涙が流れた。
誰もいない部屋でしばらく泣いて、彼女は一人、家に帰った。
しばらくの間、「優希 みり」はただ「田中 充子」として暮らした。敏腕マネージャーも何か思うところがあったのか、仕事をねじ込んでくることがなかった。これは彼女にとって、とてもいいことだった。自分が一体何をしたいのか、どうすべきなのかを考える時間を与えたからだ。
あの時放たれた鋭い視線と言葉。
ふざけていたかと言われれば、決してそんなことはない。しかし、ふざけていると思われても仕方がないな、と充子は思っていた。あのインタビューはおそらく、相当「特別」なものだったのだろう。そこに、やる気のない自分が行ったのは本当に、間違いであり、場違いだった。そんな風に十七歳の女子高校生は考えていた。
その反省がいかに甘いものだったか思い知らされたのは、「THE MILITARY JAPAN」の創刊十周年記念号を見た時だった。カメラマンの桜井がプロダクションに送ってきてくれたそれを読んで、充子は大きな衝撃を受けた。
まずは写真。上半身裸の上にジャケットを羽織った半田の姿がインタビューのトップページを飾っている。それはそれは、美しい肉体だった。ところどころに傷が残る、極限まで研ぎ澄まされた体。それまでマッチョとか暑苦しいだけだよね、としか思っていなかった充子の心が、ズバーンとまっぷたつにされた瞬間だった。人間の体とはこんなにも美しいものなのかと、息を呑む。
震える指でページをめくり、インタビューにも目を通す。そこには、戦場に身を投じた経緯、経験した過酷な任務について書かれている。それを貪るように読み、最後に書かれたやり取りに、充子はその魂を奮わせた。
(桜井)半田さん、あなたは何故戦うのですか?
(半田)人間は誰しも戦っている。私は戦場に身を置いて物理的に戦っているだけであり、他の戦場にいない人間となんら変わりはない。
(桜井)この世はすべて、戦場だということでしょうか。
(半田)その通りだ。戦う意思のない者はあっというまにその人生の意味を見失うだろう。人生は戦いの連続であり、時に勝利し、時に敗北しながら進んでいく。戦いを辞めれば人生は終わり、戦いに向かおうと思った瞬間、死んでいた魂は再び生を得る。今現在何もないと思っている人がいるなら、それは間違いだ。例え敗北し続けていたとしても、戦い続けることこそに意味があるのだから。人は皆戦場にいる。戦いに目を向けるか、反らすか。どちらが勇者であるか、心に問いかければすぐにわかるだろう。
*
「それで、体を鍛え始めたということですか」
「ええ、本当にあの時、私はそれまでの自分を恥ずかしく思いました。デビューさえできれば、憧れのアイドルになれるだろうなんてフワフワした気持ちでいたし、デビュー後にぱっとしなかったのは事務所のせいだと思ってたんです」
そこでみりはウフフ、と笑った。
「本当に申し訳なくて、仕方ありませんでした。お世話になっていたカメラマンの桜井さんにも。あんなゆるいグラビアを撮らせていたんですからね」
「こちらですね」
アナウンサーが後ろから、優希 みりのファースト写真集を取り出してカメラに向けた。そこには、あえて褒めるなら「むっちりしてていいね」くらいでしかない水着姿の少女が、迷彩柄のヘルメットをかぶってふくれっつらで映っている。
「そうですそうです。よく見つかりましたね、これ。全然売れなかったんですよ」
デビュー後少しして出版された、優希 みりファースト写真集「戦闘妖精 YU-KI」。百冊売れたかどうかわからないという恐るべき売り上げを記録した、彼女の黒歴史とも言うべき一冊である。
「それが、セカンドはこれなんですね」
再びアナウンサーが後ろから、もう一冊の写真集を出してきてカメラに向けた。「戦闘妖精 YU-KI 2ND ~Rebirth~」はいろんな意味で世間で話題になった写真集だった。
「まだちょっと、ここの鍛え方が甘いですね」
みりが笑顔で、表紙の自分の胸の辺りを指差す。それに、アナウンサーが苦笑いを浮かべる。
セカンド写真集が発売された時、本当に一部のコアなマニアはそれはそれは驚いた。一体、優希 みりに何が起きたのか。ふにゃふにゃでやる気のないグラビアアイドルだったはずの彼女が、一転、歴戦の女戦士へと変貌を遂げていたからだ。
引き締まった肉体、闘志に満ちた瞳。相変わらずの水着に迷彩ヘルメット、安全靴というファッションに身を包んでいたからこそ、あまりにも変わったその姿に、別人説が持ち上がって大いに騒がれることになった。
「この写真集は、売り上げがよかったんですね」
「そうです。アイドルの写真集としてではなく、もっと別なものとして扱われたようですね。ファーストと違いすぎるという話題だけではなくて、それこそ当初狙っていたミリタリー好きな方、もしくはマンガやイラストの見本としても使っていただけたようです」
「そして、映像化ですよね。Vシネマで初の主演作品が作られました」
アナウンサーの言葉で、画面が切り替わる。優希 みり初主演作品「戦闘妖精 YU-KI ファーストミッション ~捕らわれの令嬢を救え!~」のダイジェストがテレビ画面に映し出された。
「懐かしいですねえ。ホント、まだまだ未熟で」
「映像化の話が来てから、アクションの練習を始めたんですね」
「そうです。スタントは使わないで、自分で全部やりました。最初は本当にあざだらけになりましたけど」
優希 みりは生まれ変わった。突如体を鍛え始め、「本物のミリタリー・アイドル」になろうと決意をしたのだ。過去の自分の仕事をすべて見直し、そのたるみきった様子を許さなかった。ジムへ通い、空手を習い、剣道も始め、書道で精神を集中する。
「そこまで優希さんを変えたものは、一体何だったのでしょう?」
「半田さんとの出会いですね。お会いした時に、会話なんてありませんでした。ただ、出て行けと言われただけです。普通ならば失礼な話になるのでしょうが、その一言には特別な重みがありました。あの時会場に居た半田さんも、カメラマンの桜井さんも、みんなみんな自分の人生や仕事に誇りを持っている人で、私だけがそうではありませんでした。ゆるくて甘えていてハンパで、何の覚悟もない存在だと、思い知らされたんです」
あの時、直に目で見た圧倒的な半田のオーラ。魂から滲み出る本物の気迫。そして、語られた戦士の美学。
田中 充子は自分を恥じた。
アイドルなんて、へらへら笑っていればそれだけでウケると思っていたこと。
ちょっと露出して男に媚びたポーズを取る、グラビアなんてそれだけでいいと思っていたこと。
自分にいい仕事がまわってこないのは、事務所のせいだと思っていたこと。
ミリタリーマニアなんて、銃とか戦車とかが載ってりゃ満足するだろうと思っていたこと。
その他にも沢山見つかった自分の甘え。夢と現実、憧れと失望。それが一体何なのか、誰のためなのか、誰のせいなのか? 自らに問う。迷い、戸惑い、苦しみ、唸り、最後に残った感覚。
あの人の前に、堂々と立ちたい。
数多の戦いを潜り抜けてきた歴戦の勇者。彼の前に、胸を張って立てるようになりたい。
彼の言葉を、心に刻もう。その教えを胸に、これからは生きていこう。
銃弾の飛び交わない戦場。芸能界もまた、厳しい戦いの場だ。そこで私は戦う。生き抜いていく。
充子はそう決意した。やるならとことんやってやろう、そう決めたのだ。
「その決意は本物だったんですね」
「そうですね。私はあの時、これ以上自分に失望したくないと強く思いました。半田さんだけではなく、すべての人に胸を張って、自分の人生を誇りのあるものだと言える人間になりたいと思ったんです」
みりがそう語ると、アナウンサーはカメラの方へ向いてこう語った。
「この優希さんの覚悟が本物だということは皆さんご存知かと思います。Vシネマの『戦闘妖精 YU-KI』シリーズは好評を博し、昨年ハリウッドで映画化されるという快挙を成し遂げたのです」
ここで、昨年映画化された「BATTLE FAIRY YU-KI」の映像のダイジェスト版が流れた。屈強な女戦士「MIRI」が、たった一人で巨大な犯罪組織へ潜入し暴れまくった挙句壊滅させる爽快な物語だ。
「続編も制作されるとか」
「はい、おかげさまで、第二弾の撮影がもうすぐ始まります」
「第一弾も随分、過酷な中での撮影だったようですが」
「そうですね。でも、もう慣れました。むしろ不便な場所の方が、生きてるって実感できるくらいです」
地球の中でも、辺境と言って差し支えのない、何もない場所でのロケ生活は過酷を極めた。日本という便利さの塊のようなところで普段暮らしているスタッフたちは、途中ストレスで倒れてしまった程だ。しかし、みりだけは違った。不敵な笑みを浮かべ、「この方が面白い」と更に体を鍛えだす始末である。
「その成果がこれですね」
先月発売された、優希 みり著「辺境で暮らそう!」が紹介される。
「日本は便利すぎて、色んなことが当たり前になりすぎていると思います。少しくらい不便な方が成長できる、そして、様々な事に感謝できるよと私は思うんです」
「実際、東京から引越しをされたとか」
「ええ。日本の中の辺境で普段は暮らしてます。コンビニまで走って一時間かかりますけど、楽しいですよ!」
穏やかな微笑みを浮かべるみり。自信に満ちたその表情からは、番組の最初に紹介されたデビュー当時の面影がまったく感じられない。
ダジャレという悪ふざけから始まった「ミリタリー・アイドル」は、今ではその生き様が多くの女性たちから憧れられている「ソルジャー・アイドル」へと成長した。
暑苦しくない美しい筋肉の鍛え方は「みり’s ブートキャンプ」というエクササイズDVDになっている。これまた大反響で爆発的に売れている。
そんな社会的な成功も、みりには関係ない。
「ただひたすら、自分の信じる道を行くだけです。時には逃げたくなる事もあるし、実際に逃げることもあります。だけどまた立ち上がって、自分なりに戦う。傷だらけになっても、泣きながらでも戦う人は美しい。私はそう思います」
そんな語りが、エンディングの曲をバックに流れ、スタッフロール。
その道を極めた人物をフィーチャーする番組である「THE・PROFESSIONAL」。
この日の優希 みり特集は、シリーズ最高の視聴率を記録し、彼女の経歴をまた一つ、彩ったという。




