握りしめた手
掲載日:2013/09/23
君の手に初めて触れた瞬間、
僕は ―冷たいな― と感じた。
その冷たさを和らげてあげるのが、
その冷たさを他にはない温もりにするのが、
その冷たさを笑顔に変えるのが僕の仕事と思った。
君に言われた、
「どうせ、あなたも最後は見捨てるんでしょ?」
その一言が、いつも頭から離れない。 忘れられない。
君の今まで生きてきた過去。
君が今まで体験してきた想い。
君にとって ―世界は辛いもの― だということ。
俺は、その全てを拭い去ってやりたいと思った。
だけど、そんな簡単にできるなんて思っちゃいない。
俺がちっぽけな人間だということは重々承知している。
だけど、君の心を癒せるのは僕だけしかいない。
そう感じてしまったんだから、僕は最後まで見捨てない。
僕は、君の辛い過去も明るい未来も一緒に背負うよ。
君が、一人で抱える必要はないんだよ。 僕にも頂戴よ。
その代わり、僕が辛い時は一緒に泣いて?
その代わり、僕が嬉しい時は一緒に笑って?
いつも僕らは一緒にいようよ。 一緒の気持ちになろうよ。
きっと、僕らにはできるから。 いや、絶対にするから。
だから、僕の隣に居てください。 ずっとずっと、居てください。
何事も共に。。。 永久に共に。。。




