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短編:詩&エッセイ

握りしめた手

作者: 蓮火

君の手に初めて触れた瞬間、

僕は ―冷たいな― と感じた。


その冷たさを和らげてあげるのが、

その冷たさを他にはない温もりにするのが、

その冷たさを笑顔に変えるのが僕の仕事と思った。


君に言われた、

「どうせ、あなたも最後は見捨てるんでしょ?」

その一言が、いつも頭から離れない。 忘れられない。


君の今まで生きてきた過去。

君が今まで体験してきた想い。

君にとって ―世界は辛いもの― だということ。


俺は、その全てを拭い去ってやりたいと思った。


だけど、そんな簡単にできるなんて思っちゃいない。

俺がちっぽけな人間だということは重々承知している。


だけど、君の心を癒せるのは僕だけしかいない。

そう感じてしまったんだから、僕は最後まで見捨てない。



僕は、君の辛い過去も明るい未来も一緒に背負うよ。

君が、一人で抱える必要はないんだよ。 僕にも頂戴よ。


その代わり、僕が辛い時は一緒に泣いて?

その代わり、僕が嬉しい時は一緒に笑って?

いつも僕らは一緒にいようよ。 一緒の気持ちになろうよ。


きっと、僕らにはできるから。 いや、絶対にするから。

だから、僕の隣に居てください。 ずっとずっと、居てください。






     何事も共に。。。   永久に共に。。。

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