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5-ⅰ)渇望〜ローゼンの策略

 輝夜の心はときめいていた。ローゼンとの決闘で敗北した、あの満月の夜からだ。しかし、輝夜がときめいたのはローゼンにではない。


「まぁ、気にすんな。人間 生きてりゃ、色々あらぁな」


 と、輝夜の肩を叩いて、真っ先に慰めてくれたヒカルにである。

『ヒカル、優しい……』と、思った輝夜。

 今は中部の東側を離れて南側の街にいる。空き地で姉たちと新しい振り付けの練習をするものの、身が入らない。

「ちょっと〜! また間違えてるじゃない、輝夜!」と、美夜が怒る。

「どうしたの? らしくないわねぇ、輝夜」

 いつもの輝夜と様子が違うので、さすがに心配になってくる華夜。

「面目ない」と、沈んだ面持ちで謝る輝夜。

「仕方ないわね。ちょっと休憩にしよっか?」

 美夜の提案で一旦、練習を中断し、解散した。



 輝夜は とあるカフェの前を通りかかり、そこで天堂兄弟とサクを見かける。とっさに物陰に隠れて、楽しく会話する三人の様子をじーっと見ていた。

『いいなぁ……、サク。ヒカルといつも一緒』

 溜め息をく輝夜に声をかけた人物がいた。ローゼンである。

「どうした、輝夜? こんな所で」

「シーッ!」

 輝夜が口元に人差し指を立てると、ローゼンのマントを引っ張って隠れるように促す。

「なんだ? サクと喧嘩でもしたのか?」

 ローゼンの問いかけに首を横に振る輝夜。

「じゃあ……、ヒカルか」

 顔を赤らめてビクッとする輝夜の反応を見て、『図星か』と思うローゼン。

 ふと、ローゼンは気付く。

「ところで、サク、前みたいな地味な服に戻ってるな」

「ローゼンが買ってあげた服、封印された」

「えっ!?」

「また、サク、人買いに狙われる、まずい」

「まぁ、……仕方ないか」

 会話するサクと天堂兄弟を眺めながら、ローゼンは思う。

『サクとデートしたいけど、あいつら邪魔だなぁ』

 そこで、ローゼンは一計を案じた。

「輝夜もヒカルとデートしたいだろ?」

 ローゼンの言葉に首を思いっきり縦に振る輝夜に

「じゃあ、ここは一つ協力しようじゃないか」

 彼は人差し指を立てて、爽やかな笑顔を見せる。


 ローゼンはレイたちと何度か食事を共にして、気付いていた事が2つあった。

『カヲルは年上好きだ。しかも、華夜美夜の両方に気があるが、向こうはカヲルの事は眼中に無い』

『ヒカルはサクに惚れている。身内でもないのに、レイみたいに嚙み付くように俺の事を見ていたし、おまけに、服屋ではずいぶん顔を真っ赤にしていた』

 そして、今回、新たなカードが1枚手に入った。輝夜である。


 ローゼンに入れ知恵された輝夜は嬉しそうに戻って行った。それを見送った後の彼はまるで悪人のように ほくそ笑んでいた。



 輝夜がサクと宿に戻って来た天堂兄弟のうち、カヲルにこっそり手招きした。

「なに?」

「これ、あげる。明日あした、華夜美夜と行くといい」

 それは高級スパと高級レストランのチケットだった。しかも、各3名分。


「さっき知り合いからもらったんだけど、どうせ俺、行かないしさ。ちょうどいいからカヲルに渡してくれ」


 と、ローゼンから頼まれていた輝夜。

「ああ〜ッ!!」と、声を上げたカヲルの頭の中は甘美な妄想で埋め尽くされる。舞い上がっていたカヲルだが、はたと我に返る。

「あ、でも、サクの護衛もあるし……」

「大丈夫、ヒカルがいる。カグも明日あしたは休む。問題ない」

「そうかい? じゃあ、お言葉に甘えて……。ふふふふ、楽しみだなぁ〜」



 翌日、レイやモーが先に宿を出た後、カヲルはさっそく華夜美夜を誘い、宿を出た。その後、輝夜がヒカルを無理矢理に誘い出し、サクが独りになった。

『レイは宝石店へ買い付けの仕事に出ているし、モーさんは馬の世話が終われば自由行動だ。華夜美夜を高級スパで釣って、その華夜美夜を餌にカヲルを引き離し、輝夜を使ってヒカルを連れ出した ──』

 全てがローゼンの思惑通りに事が運んだ。

「さぁ、これで邪魔者は全てッ、いなくなったァ〜!」

 心を躍らせて意気揚々とサクのいる部屋の前に来て、ノックをするローゼン。

「サク! ローゼンだ、開けてくれ。一緒に出かけないか? 買い物でもランチでも、なんでも付き合うよ」

 少しだけ開いたドアからサクが顔を覗かせ、小さい声で言う。

「……ごめん。今日は…行けない」

「え? どうして」

「さっきから、急に、のどが痛くて……。たぶん、風邪」

 と、サクがのどを押さえる。

「 ─── !? 」

 絶句するローゼン。悪い事は出来ないものである。せっかくのデートがサクが風邪を引いた事で御流れになった。

「く、薬は飲んだのか?」

「今から」

「君は横になってろ」と言うなり、ローゼンはドアを大きく開けてサクをサッと抱きかかえる。

 驚きのあまり反応できないサクはローゼンに「君の寝台ベッドはどれだ?」と訊かれて、指さすと、そのまま横に寝かされた。

 ローゼンはキョロキョロとして、テーブルに水差しがあるのを確認すると、「薬はどこだ?」と訊く。

「そこ」と、サクが寝台の脇に置いた手荷物の袋を指し示すので、ローゼンが中を開けようとしたが、

「ダメ!」

 と、サクに止められた。大声を出したサクが痛さのあまり思わず、のどを押さえて眉間にシワを寄せる。

「な、中は見ないで、それごと取って……」

 と、手を伸ばすサクに「え?」とローゼンが聞き返す。

「着替えも入ってるから…」

「あ、ああ……、ごめん」

 気まずげにローゼンが袋をサクに渡す。

『さっさと帰ってくれたら良かったのにぃ。なんでズケズケ入って来るかなぁ、この人!』

 サクは袋を開けてゴソゴソと薬を捜しながら、頭の中では余計なお節介をするローゼンへの文句でいっぱいだ。

『病気の時に他人に気を遣わないといけないなんて、正直、疲れるぅ。早く帰ってほしい!』

 と、思いつつ、薬の袋を出して、手荷物の袋を閉じると、ローゼンが水差しの水をグラスに汲んでサクに持って来てくれた。

 膝を突いてグラスを差し出すローゼンの瞳があまりに悲しそうなので、さっきまでのサクの怒りはすっかり治まってしまった。

「……あ、ありがと」

 薬を一服分、口に入れて水でゴクン、ゴクンと流し込むと、横になったサク。

「熱は?」と、ローゼンがサクのおでこに手を当てて確かめる。

「まだ、熱は出てないな」

 そう言うと、ローゼンは立ち上がり、開け放していたドアを鍵は掛けずに閉めると、部屋の椅子を持って来てサクの前に座ったので、『あれっ?』と思うサク。

「ローゼン、お仕事は?」

「今日は丸一日 休みだから、気にしなくていいよ」

「薬も飲んだし、もう大丈夫だから……」

 暗に『帰ってほしい』と目で訴えているつもりのサクだが、ローゼンは鈍いのか、人がいいのか、

「病人を独りにするのも心配だし、レイが帰って来るまで、一緒にいるよ」

 と言って、居座った。

『えっ!? まだるの?』

 と、サクは内心で驚いたが、さっきまでのローゼンの行動を兄レイと重ね合わせて思い出した。

『 “類は友を呼ぶ” なのかなぁ。甲斐甲斐しく世話を焼くとこ、お兄ちゃんとそっくりだなぁ……』

 しかし、相手は他人なので、あまり迷惑をかけたくない彼女は、単純にありがたいとは思えず、複雑な気持ちでいる。

「君は少し眠った方がいい」

 憂いを帯びた顔のローゼンがサクのおでこをなでてやると、大きな両の手でサクの小さな手を包み込む。手の温もりが伝わって、

『なんか、お兄ちゃんみたぁい……』

 と、サクの中で大きな安心感が芽生えた。

「うん…。おやすみなさい……」

 まぶたを閉じたサクは思う。

『今日のローゼンはなんだか、すごく悲しそう。人があんな顔するのは嫌だなぁ……』

 自分まで悲しい気分になるサク。

『やっぱり笑っててほしい』

 風邪のせいもあり、サクは早く寝付いた。サクの手を毛布に入れてやると、腕組みして椅子にもたれたローゼンは「フーン」と鼻息をき、

『仕方ない。こういう日もあるさ』

 と、今日のツイてない自分を慰める。

 そして、サクの寝顔を見ているうちに、ローゼンは居眠りをしてしまった ──。



「日頃の疲れが癒されるわぁ〜」

「ああ、気持ちいい〜。極楽、極楽ぅ〜」

 華夜美夜は高級スパでマッサージを受けて、すっかりリラックスしていた。アロマの香りもあってか、うっとりとした気分になる二人。

「それにしても、よくこんな高級スパのチケット持ってたわねぇ〜、カヲル」

「ほーんとっ! こんなの、金持ちじゃないと入れないようなトコよぉ〜」

 と、美夜が言った後、ふと、「ん? 金持ち……」と自ら言った言葉が引っ掛かり、気が付く。

「おねェ、マズイわ!」

 いきなり起き上がって、声を上げた美夜。

「え? なに?」

「ローゼンよ! あいつよ! あいつの差し金に決まってる」

「え? え? どういう事?」

 まだピンと来てない華夜に美夜が言う。

「あんな物、庶民のカヲルが持ってるわけないじゃない。もしかしたら、ヒカルも ──。サクを独りにしておいて、何かする気よ、あいつ!」

「ややややや、やばい、やばいわ!」

「こうしちゃいられない。急がないと!」

 急いで服を着出す華夜美夜。隣の部屋でマッサージを受けるカヲルに「先に帰るわよ」と、声だけかけて、急ぎスパを飛び出す。それを聞いたカヲルも「ど、どうしたんですか?」と慌てて服を着て「待って下さいよ〜!」と、追いかけた。



『俺、なんで、こんな事になってんだっけ……』

 オープンカフェで輝夜とドリンクを飲むヒカル。

「ヒカル、買い物、付き合え」

 と、ついさっき怪力の輝夜に無理矢理、引きずられた事を思い出す。

『なんか、妙に機嫌がいいな、輝夜』

 目の前でニコニコする輝夜を見て不審がるヒカル。

「サクを独りにしていいのかよ?」

「心配無用。兄、すぐ帰る」

 輝夜にそう言われて、『まぁ、いいか』と思えるヒカルは美人の輝夜と一緒にいられるのも悪い気はしない。

『清純な癒し系のサクと、豊満なツンデレの輝夜と……。俺の人生、両手に花だなぁ〜』

 嫌らしい顔で「にまにま」しながら、ヒカルがカップのコーヒーをすすっていると、駆け足の華夜美夜が前を通り過ぎたのだが、妄想に浸るヒカルは気付かない。

 一度 通り過ぎた後、美夜が「ん?」と気付いて後退あとずさりした。

「あー!? ヒカル !!」と、美夜がヒカルを指差し、「おねェ、ヒカルがいたわよ!」と、華夜を呼び止める。後からカヲルも追い付いた。

「ヒカル! あんた、こんな所でなに油を売ってんのよ? サクはどうしたのよ!」

 般若の面のような恐ろしい顔で問い詰める美夜に「たじたじ」になるヒカル。

「いや、レイがすぐ帰るって言うからよぉ」

「は? おにィは今日は買い付けだから、すぐには帰って来ないわよ? 誰がそんな嘘を言ったのよ !?」

 と、美夜が言うので、ヒカルがギョッとして腰を浮かし、輝夜の方を見る。すると、輝夜は「しれっ」とソッポを向いた。

「イッ……… !?」

 嘘だと分かって驚きの声を上げるヒカル。

「輝夜。あんた、いつからローゼンの味方になったのよ?」怒る美夜。

「ど、どういう事ですか?」

 事態がまだ呑み込めていないカヲルが美夜に訊く。

「どうもこうも、これはローゼンの策略よ!」

 美夜が拳に力を込めて叫ぶ。

「用心棒のあんたらをサクから引き離して、二人っきりになるのが目的よ、あいつ」

 美夜の言葉に、ローゼンとサクが接吻しかける妄想をして絶望的に顔面蒼白したヒカルが

「冗ォ談ッじゃねェぞォォ──ッ!!」

 声を荒げて拳でテーブルを激しく殴った。それを見て輝夜はヒカルの気持ちに気付き、ムッとする。

「ローゼン、サクとデートしたいだけ。ローゼン、サクを悲しませる事、絶対しない」

「なんで…そんなコト分かんだよ」

 と、睨みながら訊くヒカルに

「ローゼンと闘って分かり合った」

 と、拳を前に突き出して真顔で答える輝夜。

「輝夜は相変わらず独特ね……」呆れる華夜。

「とにかく、二人を捜さないと」と、カヲル。

 周辺のデートスポットを重点的に手分けして捜す事になったが、どこを捜しても見当たらない。先程のオープンカフェで皆が合流していたところへ、鍵付きの箱を抱えたレイがお昼を食べにやって来る。

「お前らそろって、なに企んでんだ?」

 と、呑気にいつもの冗談を言うレイに美夜が事情を話した。

「お前ら、何か見落としてないか? 女と二人っきりになったら、ヒカル、カヲル、お前らなら何がしたい?」

 レイの言葉に、心にやましい所があるヒカルとカヲルは すぐに気が付いて、あんぐり大口を開けて頬を両手で押さえた。

「別に連れ出さなくても、二人っきりになれるだろ!」

 と、言うや否や、真っ先にレイが走り出し、全員がその後に続いて走る。



 ペシッと手で軽く頭を叩かれて、「いたっ」と、頭を手で押さえたローゼンが

「ああ。レイ、お帰り……」

 寝ぼけまなこで挨拶する。足の早いレイが真っ先に妹たちが泊まる部屋に戻っていた。レイはテーブルにそっと箱を置くと、

「サク、風邪なのか?」

 と、訊ねるので、ローゼンがうなずく。

 レイは戻るなりローゼンの様子を見て、すぐにサクが病気だと気付いた。サクを看病する今のローゼンの姿とかつての自分の姿とが重なり合う。

 そこへ後から追って来た連中も到着し、ヒカルが大声を出してローゼンの胸ぐらをつかんだ。

「てめェ!! この野郎ッ! サクに手ェ出したのか !?」

 「静かにしろ」とレイが注意するが、サクが起きてしまう。物凄い剣幕のヒカルに胸ぐらをつかまれて椅子から立ったローゼンの姿を見て、サクが必死で声を上げた。

「ローゼンをいじめないで!」

 一瞬、全員が沈黙した。

「は? いじめるって、こいつを……?」

 と、ヒカルが拍子抜けして、手を放す。

『そう言えば、サクヤ、ローゼンがまともに戦ってるとこ見た事ないか』

 と、思い出すレイ。サクは騎馬戦の激闘も、輝夜との決闘も見ていない。つまり、サクにとってはローゼンはただの優しいお兄さんでしかないのだ。

「ローゼンは看病してくれてただけだから……」

 と、途中で何かに気付いたサクが

「あれっ?」と、のどを押さえてレイに言う。

「お、お、お兄ちゃん! な、治ったぁ。さっきまで、のどが痛かったのに、もう治ってるぅ!」

「え !?」と、驚くレイ。その様子に「な、なんだ?」と意味が分からず驚く他の面々にローゼンが「サク、風邪 引いて、寝てたんだよ」と説明すると、

美夜が「なんだ風邪か」、

華夜が「良かったわ、風邪で」と言う。

「サク。お前、いつもなら高熱出して、咳や痰が長引いて、2、3週間はかかるのに……」

 と、目を丸くするレイ。華夜美夜、輝夜は「え…、数時間で治ったって事? 嘘 !?」「のど痛で終わってるなんて信じらんない!」「奇跡」と口々に言う。

「タリム先生のお薬のお蔭かもぉ」

 ほほを両手で押さえて喜ぶサクに、

「いや、タリム先生の薬でも、そんなすぐには治らないぞ」

 と、ローゼンが指摘する。

「だったら、ホントに奇跡だよぉ〜!」

「こんな事、今までなかった!」

 サクとレイが向き合い、互いの両手を叩き合って喜び合った。

「良かったわね〜」人差し指で涙を拭う華夜。

「ま、一件落着ね」腰に両手を当てる美夜。

「うむ」と一言、輝夜。

 兄妹仲の良さをローゼンは微笑ましく思う。

「本当に仲がいいな、あの兄と妹は」

 その視線はレイとサクに向けられている。

「俺はレイたちのご両親に会ってみたくなったよ」

 と、何気なくつぶやいたローゼンの言葉に、

「両親か……。羨ましいな」

「俺らには、もう…、いないからな」

 と、しんみりするカヲルとヒカル。そんな二人にローゼンは

「なら、結婚すればいい。相手の親が新しい親になるし、そのうち自分が親になる事もあるだろう」

 と、二人を明るく励ます。

「なんだよ、それ。慰めてんのか?」

「前向きですね? ローゼンさん」

 ヒカルもカヲルも微苦笑する。

「よーし、今日のランチは俺の奢りだァ!」

 と景気良く拳を突き上げて言うレイに、

「やったー!! バンザーイ!」

 と、両手を挙げて喜ぶ妹たち。

「喜んでるとこ悪いが、サク、治ったばかりだぞ。おとなしくしておいた方がいいんじゃないか?」

 冷静なローゼンにそう注意され、レイたち兄妹が静まる。

「ルームサービスを頼んで来てやるよ」

 ローゼンの計らいで男女別に部屋でのランチとなった。



「ローゼン。看病してくれて、ありがとう」

 帰り際、サクに礼を言われたローゼン。

「君が元気になって良かったよ」

 と、笑顔でサクに返す。ローゼンが笑った事で安心したサクも笑顔になった。手を振ってローゼンを見送った後、サクは思った。

『ローゼンって、本当に親切ないい人だなぁ』

 怪我の功名 ── デートは出来なかったが、サクのローゼンへの印象は良くなった。が、残念ながら、“普通にいい人” ぐらいの昇格である。


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