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異世界で好きに生きていいと言われたので、3つの願いをした  作者: 猫丸ストレート
第2章 領地運営編
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第97話 復興編 (神界編)

第2章も終盤になり、後3話程度で終わりになります。

ここまで読んで頂いた皆さんありがとうございます。

(o*。_。)oペコッ

視点は神界に移る。


ルシフェルはシオンのLV上限設定設定ミスのせいで、また懲罰の対象となっていた。


「何でいつもいつも僕ばっかり~!休みが欲しいよ~!もう仕事はいやだぁぁぁぁぁ!!」


そう言って部屋の中をゴロゴロ転がりだした。幸いこの部屋はルシフェル専用であった為、他に神はいない。


少しは気分も晴れたのか、次はモニターで色々なサイトを見出し、完全に仕事以外にモニターを使っていた。


しばらくして、その原因となった魂の設定情報を見る。



堤剛つつみ たけし 転生後 シオン 担当 ルシフェル】 



となっており、その下には順次追加されていく経歴が乗っている。交友関係なども記載されており、それを見てルシフェルがまたため息をつく。


「あ~あ・・・彼は僕があげたスキルのおかげで楽しくやってるというのに・・・こっちは楽しくないよ・・・」


それを見ながら・・・何でこんなことになったんだろうと気分は沈んでいた。



交友関係を見ていて、最近シオンに授けたLV上限解放を行った人物をリストで見ていく。対象は7人か。


リシア=ヴァン=ストレイル

レイル

アイラ

メイア

エレーナ

ローザ

グラン


それを眺めながら各人のステイタスも見ていく。やはりパワーレベリングを行っているのか、あの世界の能力値としては群を抜いている。


ルシフェルは自分の失敗を棚に上げ・・・シオンに対して不平不満が溜まっていた。その為、一人で愚痴をこぼしていた。誰も聞いていないと思い、ポツリと呟いた。


「こいつさえいなかったらな」と。


そして、仕事をさぼっているとまた神ゼウスの怒りを買うだろうと思い、仕事を開始しようとする。


しかし、やはりあまり気分が乗らなかった為、外の空気を吸いに部屋の外に出て行った。すると・・・神ゼウスが外に出ていくのが見えたので、ルシフェルは興味本位でゼウスの部屋に入って行った。


ゼウスが行っていたのは、まさにルシフェルの尻ぬぐいであった。レベル上限設定の変更手続きと、それに対するお詫び等がきちんと備考などに書かれていた。


ルシフェルはそのお詫びの内容の一部を、これは必要ないのでは?と思い、その部分を安易に勝手に削除してしまったのである。


ゼウスはプロテクトをしていたが、ルシフェルはその解除コードを知っていたのである。そして、設定を変更していた矢先に、ゼウスが戻ってくる気配がしたので、そのまま上書き保存して部屋を抜け出して行ったのである。


上書き保存されていたシオンの魂のデータを終了し、ゼウスは次の魂の設定に取り掛かって行った。


そして運が悪かったのは、ルシフェルが出てった後に、モニターがウィルスに感染してバックグランドで動いていたことを知らず、そのまま使い続けていたことである。


いつ感染したのか?それはルシフェルがモニターを外部に接続して、色々なサイトを見ていた時であった。


そして当然ルシフェルの声も相手に聞こえていたので、相手はルシフェルに全て罪を被せてしまうことにした。


そこで、シオンを無きものにする為に、先程見ていた上限解放リストの中から、強者であったグランを使うことにした。


基本的にシオンと一緒に行動せず、すぐに発覚しないようにと選んだ。そしてシオンの世界のグランの周りの情報を確認し、アリ塚の最奥に本来いた魔物を消滅させ、漆黒のリビングアーマーを配置したのである。



ゼウスにシオンから緊急通信が入った折に、ゼウスは警備室の防犯魔法を確認することにした。そしてゼウスの部屋に入った人物を確認していく。


そして・・・ルシフェルが入退室している映像が出てきた。ゼウスはすぐにここにルシフェルを呼ぶように指示。そして映像を見せ、何をしていたのかを問い詰める。


「その・・・ですね。ゼウス様の設定は少し過剰じゃないかな?と思いまして・・・創造神の加護の影響の一部を・・・削除しました」


映像を見せられて、さすがに言い逃れは出来ないと思ったのか、正直にルシフェルは報告した。


「それで?お前はさらにシオンをリビングアーマーに殺させようとした訳だな?」


そう言われて、ルシフェルは何の事ですか?とゼウスに尋ねる。


「お前はまだシラを切るつもりか!!お前以外にあのような強力なリビングアーマーをあの世界に送り込める者はおらんだろうが!!」


そう言って神ゼウスは激怒していた。流石にルシフェルは覚えが無いので、私はやっていませんと何度も否定した。


その様子を見て、ゼウスは考える。そしてこの建物すべてに外部からの接続があるかどうかを調べさせる。すると・・・


ルシフェルの部屋で異常が見つかった。即座に警備室から通信を遮断し、ルシフェルの部屋に向かう。


そしてルシフェルのモニターを確認すると・・・外部から違法にアクセスされた形跡があった。警備室の者にモニターを調べさせると・・・


「ゼウス様。外部からハッキングされた形跡があります。しかも神ルシフェルの持っていたデータの約1割が抜き取られているようです。また、高LVのエネミーモンスターのリビングアーマーは、外部からの送信であちらの世界に送られたようです」


それを聞いてゼウスは渋い顔になる。1割とはいえ、世界1つ丸々のデータが抜き取られている形になる。


途中で切断した為、全部が使えるデータとは思わないが・・・最低でも1つの世界の半分のデータは悪用されるだろう。


ゼウスはルシフェルを見る。すると・・・ルシフェルは茫然としていた。自分が直接やった訳では無いが、結果的にシオン達を殺そうとしていたのはルシフェルということになる。


ゼウスがシオンからの緊急通信を取らなかった場合、シオン達は皆殺しにされていた可能性すらあったのである。


ゼウスは取り敢えずルシフェルの処遇は後回しにし、警備の者にどこからハッキングされたのかを調べさせる。すると・・・


「これは・・・恐らく神界からではなく・・・冥界からだと思われます」


それを聞いてゼウスは頭を抱える。その後、ルシフェルは自宅謹慎とし、ゼウスはこの件をシオン達に報告するのであった。


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