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異世界で好きに生きていいと言われたので、3つの願いをした  作者: 猫丸ストレート
第2章 領地運営編
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第70話 復興編 (レグルスの森編)

シオン達はレグルスの森のストレイル家所有の山小屋に空間移動をしてきた。周りに魔物がいないことは、空間移動する前に索敵で確認済みである。


取り合えず森の状態を確認する為に、周囲を索敵で確認するが、見事に全て青である。


これでは強いのか弱いのか判別がつかない。その為、シオンはちょっと試してみた。


レベルを絶対隠蔽で40(218)と変更し、周りの状況で索敵してみた。すると・・・周りは黄色だったり紫だったりがうようよしていて、中には赤もいる。



シオンは思案する。魔物の強さ的に・・・


レグルスの森≧サラキアの森>>>オーキスの森となりそうだ。


それならここでのLV上げは有りだなと考える。最近はなぜかサラキアの森の討伐ブームが来ているのか、魔物の数が少ない。


その点この辺は手付かずである。魔物の数の間引きにも丁度いいだろう。


シオンはエレーナとローザにこの辺にいる魔物の討伐を行いたいかどうかを確認すると、討伐したいという事なので、チームを編成する。


アバロンを主軸にして、カロンゾとサルベスを外したシルバーフォックス10匹の組とそれ以外の組である。今は昼頃であるので、昼食の後に出発することにする。


夕方日が落ちるまでに、この山小屋に戻ってくるようにアバロンに指示し、自動バリアを展開した後、北に放った。もちろん人は襲わないように厳命した。


そしてシオン、エレーナとローザ、シルバーフォックスのカロンゾとサルベスは、南に進路を取り討伐を行った。




「カロンゾ!左から回り込め。サルベスはその後に続け!今のうちにエレーナさんは、後ろのブラックスパイダーの注意を引いてください」


前方からアースアリゲーターが接近してくる。こいつは土の中に半分ほど体を潜め、獲物を近づいてくると襲い掛かってくるワニ種の魔物である。


カロンゾの陰に隠れるようにサルベスがくっ付いて回り込み、カロンゾは爪で顔に襲い掛かる。サルベスは牙でその体を食いちぎろうとする。


2匹の反撃を受けたアースアリゲーターは転げまわるが、サルベスの牙がさらに食い込む。弱っているところに追撃をカロンゾが仕掛け、遂に力尽きた。


後方から迫ってきていた2体のブラックスパイダーは蜘蛛の魔物であり、ステイタス弱体化の呪いを付与してくる。また、自分に危機が迫ると逃走する。


その為、逃がさないようにシオンは自動バリアの結界を張る。そしてエレーナが挑発で気を引いているうちに、ローザに止めを刺させる。


「アイスブレイド!!」


氷の刃が幾重にも突き刺さり・・・ブラックスパイダー達は力尽きた。


それを確認してから、シオンは周りの索敵を確認する。どうやら一段落出来たようだ。2人と2匹が戻ってくる。


「お疲れ2人とも。中々いい連携ができるようになってきたね」


そう言いながら、シオンはカロンゾとサルベスの頭を撫でる。そうすると、とても嬉しそうな顔をしている。


2人もシオンに褒められて満更でもない感じである。大分魔物を討伐して日も落ちてきていたので、山小屋に戻ることにする。すると・・・



【自動バリアが破られました】 

【自動バリアが破られました】 



と警告が現れた。しかも2つである。シオンは索敵で周囲を探す。



北に向かったシルバーフォックスの集団に変化はない・・・まさか!



シオンは索敵をリシアとソニアの2人に向ける。索敵の範囲を絞り込み2人を探す。すると・・・復興中の町から北に30キロ程の場所に印がある。しかもその前には紫に近い色の敵の印がある。


リシアの危機を理解し、シオンはすぐに2人と2匹を連れて山小屋に空間移動し、エレーナとローザには山小屋で待機するように話し、山小屋の周辺に自動バリアをかける。


そしてカロンゾとサルベスには、自動バリアの外でアバロン達と合流し、その後はシオンが戻ってくるまで山小屋を守るように指示する。


そしてシオンはリシアの所に空間移動で向かう。



移動した場所は草原であったが、地面が焼けただれて抉られている。すぐに索敵で周囲を確認すると、竜化したソニアがリシアを守っていた。すぐに駆け寄り2人の状態を見る。ソニアはかなりの傷を負っているようだが、リシアは無事のようだ。


ソニアに回復魔法をかけると目が覚めたのか・・・何かをしゃべろうとしている。かすかに聞こえた言葉は・・・「上」と。



シオンが空を見上げると、影が横切り、空から大きな質量が降ってきた。ブラックドラゴンである。最初に移動してきた時に索敵に映らなかったのは、リシア達の印に重なっていたせいであった。


命の危機を脱したリシア達を、シオンは空間移動で山小屋の自動バリア内に一瞬で逃がし、シルバーフォックス達に守るように指示する。そして元の場所に戻って行く。


そして・・・シオンは、一応ブラックドラゴンに尋ねるのであった。



「あの2人をあんな目に合わせたのはお前か?」と。


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