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異世界で好きに生きていいと言われたので、3つの願いをした  作者: 猫丸ストレート
第1章 3つの願い編
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第4話 幼年期編

赤ん坊消失事件から数日が経った。


あれ以来頻繁に母親のリディアが見に来るようになった為、実験や考察が中々進まなかった。


また、体も幼体の為、長時間動いたり、思案ができなかったのも原因だった。


調子が良く、眠くなる前にスキルについて調べた。


どうやらステイタスのヘルプ機能として、チュートリアルのような補足をルシフェルは付けてくれたようだ。


LV:魔物やモンスターなどを倒すことで上げることができる。


職業:冒険者ギルドに登録すると変更される。一部ユニーク職などがある。


爵位:王家や領主または貴族から褒美として賜る事がある。


スキルLV:使用することにより熟練度が上がり、強力になる。


なるほどねぇ・・・ただ自分のスキルってほぼ現状使えなくないか?


かろうじて初級魔法と索敵魔法が使えるくらいか?


取り合えず初級魔法は何かあったら不味いから、索敵魔法にするか。


頭の中で索敵魔法をイメージする。


この白いのがそうかな?動いているし。赤いのもあるな・・・どうなってるんだ?


索敵魔法にヘルプが無いか見てみると、ヘルプが現れた。


これさっきまで無かったよな?もしかすると1度でも使うとヘルプがでるのか・・・?そんなことを思いつつ、ヘルプを読んでみると、



索敵・・・白は自分に害意がないもの。赤は害意を加える可能性があるもの。



なるほど・・・あの白いのは母のリディアということになる。赤いのは家の周りだし、家畜などだろうか?さすがに魔獣はいないだろうし。


しかし端的なヘルプだな。もう少しこう何というか・・・ないのか?


これ赤だけ表示できないか?と念じてみる。すると白が消え、赤のみになった。


逆に白だけを表示しようと念じたら、白のみになった。使い分けができる。


これで母の監視を潜り抜けられる!と喜んだのも束の間・・・MP切れによって眠ってしまった。


起きてからは索敵を使い、MP切れで眠るということを毎日繰り返し、スキルLVを上げて行った。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



月は流れてシオンは3歳になった。


とにかくMPが無いと何もできなかった為、安全を重視し、索敵のみを行った結果・・・


名前:シオン

職業:???

爵位:無し

年齢:3

LV:1

HP:15

MP:10(360)

腕力:6

防御:3(30)

俊敏:3

知力:10(40)

幸運:5


固有スキル:自動防御LV1、空間魔法LV1

固有スキル:絶対隠蔽LV1

スキル:初級魔法LV1、★索敵魔法LV10


【索敵魔法】


10キロ先まで敵味方を知ることができる。

相手とのLV差を感じ取れる。

赤→紫→黄→緑→青の順に弱くなる。

(ただし調べる人数が多くなるほど射程が短くなる)


赤・・・勝てないLV差である

紫・・・まず勝てないLV差である

黄・・・策を立てれば勝てるかもしれないLV差である

緑・・・五分五分。相性によって負けるLV差である

青・・・格下であり1体なら負けないLV差である

(ステイタス的にという注意補足が書かれている)


ここまでスキルLVとMPが上がるとは思ってもいなかった。


またスキルLVが上がることによってヘルプも詳しくなったのは嬉しい誤算だった。


索敵魔法の横に★が現れた。ヘルプに載っていないか確認したところ、これ以上は成長しないと出ていた。


後なぜか年齢が増えた・・・0歳は必要ないから表示されていなかったのか・・・?


まだ分からないことだらけであった・・・

       

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― 新着の感想 ―
[気になる点] > 索敵・・・白は自分に危害がないもの。赤は危害を加えるもの。 危害を加えるものだと落石や罠など非生物も光ると思います。 そもそも索"敵"なら害意があるかないかで判定されるべきでは。…
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