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異世界で好きに生きていいと言われたので、3つの願いをした  作者: 猫丸ストレート
第1章 3つの願い編
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第47話 卒業試験編 (スマトラの町編)

シオン達が買取り場に入るとカインが気付き、出迎えてくれる。


「・・・シオン君・・・今回もすごいね・・・あまり見たことが無い素材が多かったから、時間がかかってしまった。すまない」


そう言って初めに頭を下げられた。シオンは構わないと言って、査定がどうなったか教えて貰うことにした。


「まずこのマーダーカメレオンはこの皮膚が良い服の材料になる。そして、肉が珍味で旨い特徴がある。従って1体につき金貨7枚。次にレッドパンサーだけど、こいつの毛皮が高級なコートの材料になる。ただ素材自体が余り取れないので、1体につき金貨3枚。デビルスパイダーの血液は、魔力を内包できる珍しいもので、これは大瓶1つで金貨13枚」


さらにカインは続ける。


「後はグリズリーボア・・・これは珍しいね。こいつはレッドボアのように肉は食べられたものじゃないが、皮が貴重だ。上手くなめすと高級な靴が作れる。また結構な量の皮が取れるので、1頭につき金貨11枚。最後にシルバースネークだね。こいつの皮の状態も良い。1体につき金貨9枚だ」


買取り価格を聞いて、シルバースネークがエウリーの町と同じなので、おそらく他も適正価格なのだろう。合計をカインに尋ねる。すると・・・


「マーダーカメレオンが38体で金貨266枚。レッドパンサーが58体で金貨174枚。デビルスパイダーの血液が大瓶で22本取れたので金貨286枚。グリズリーボアが7体で金貨77枚。最後にシルバースネークが13体で金貨117枚。合計で金貨920枚だね。それで良ければ買い取るけど、どうします?」


それで良いとシオンは答え、カインは売却金を持ってきた。


「じゃあこれ売却金ね。僕もあんまり見たことないけど、白金貨9枚と金貨20枚だ。確認してほしい」


そう言ってお金を渡してきた。確かに白金貨と思われるものが入っている。シオンも実物を見るのは初めてである。


カインにお礼を言って、シオン達は買取り場を後にした。そしてその足でジストの武具屋に向かう。店内に入ると、レミアが待っていた。


「シオン君・・・できているわよ。ソニアさんの服もね。自信作よ!」


まずアダマンタイトの剣を見せて貰う。相変わらず良い腕で、刀身が研ぎ澄まされている。よく切れそうだ。


そして、ソニアが試着室に入り、レミアに調整してもらい、試着室から出てくる。


エメラルドの様な淡い緑の胸当てとその下にはブルーのチュニック、白のスカートと薄い緑のケープを羽織り、胸当てと同じ色のブーツ履いて出てきた。


ソニアがどうかの?と聞いて来たので、銀の髪がかなり映えていて、とても似合っていると褒めると喜んでいた。


当然破れたり壊れたりするとまずいので、すぐに自動バリアを練りこんだ。その後、レミアに料金を確認する。


「ソニアさんの装備一式が金貨50枚になるわ。アダマンタイトの研ぎ直しが金貨20枚で合計金貨70枚ね」


ちなみにソニアの胸当てはアダマンタイト製ではあるが、特殊な染料を使い、色を変えているらしい。


シオンは支払いを白金貨1枚で試しに行ってみた。すると、レミアから金貨30枚が返された。どうやらあれが白金貨で間違いないようだ。


支払いが終わった後に、レミアに1つ聞いてみた。


「すいませんレミアさん。アダマンタイトソード以上の剣はないでしょうか?」


それを聞いてレミアは悩む。そしてシオンに答える。


「噂で聞いたことがあるのは、ダマスカス鋼というのと、オリハルコンという金属らしいわ。私も実物は見たことがないの。ごめんなさいね」


そう言って、あまり役に立てなくてと謝られた。シオンは噂程度でも、教えて頂いた事にお礼を言ってから、ジストの武具屋を後にした。


シオンはこの後、数日間を宿屋 光玉亭こうぎょくていで過ごした後、宿をチェックアウトし、ソニアと共にスマトラの町を後にする。


シオン達は、空間魔法で1時間ほど離れた場所に移動する。そして、ソニアにドラゴンになってもらい、再びバゼル街道に戻る。


そしてまた半年近くの間、今度はソニアに魔物を狩らせ、レベルを上げさせる。シオンは素材を回収していく。


そんなことを行っていたら、エウリーの町で噂が立っていた。



「おい知ってるか?バゼル街道の話」


「あそこは今魔物が出没しまくっていて、危険だって話は聞いたぞ?」


「その情報は古いぞ。最近は魔物がめっきり減ってるんだ。全然遭遇しないんだ」


「俺が聞いた話だと、凄腕の冒険者とドラゴンが戦ってたって話を聞いたぞ?」


「こっちはドラゴンがあの一帯の魔物を食い殺してるって聞いたぞ」



事実は事実だが、情報の新旧により話が噛み合っていない状態になっていた。


シオン達はそんなことはお構いなしに狩り続けた結果・・・




名前:ソニア

職業:シルバードラゴン

爵位:不明

称号:シオンの従魔

年齢:143(人換算で14歳)

性別:女

LV:47→71(人)→(竜)

HP:720→1920→3840

MP:1720→2920→5840

腕力:326→566→1132

防御:231→471→942

俊敏:371→611→1222

知力:690→1170→2340

幸運:286→406→406


固有スキル:★人化LV10

固有スキル:★竜化LV10

固有スキル:ブレス(炎)LV7

固有スキル:ブレス(氷)LV7

固有スキル:ブレス(光)LV7

固有スキル:魔法障壁LV7(人化時)


スキル:雄たけびLV8

スキル:中級魔法(炎)LV7(人化時)

スキル:中級魔法(氷)LV7(人化時)

スキル:中級魔法(聖)LV7(人化時)



ソニアの能力は飛躍的に上昇した。竜化すると能力値が倍になる。それでもシオンの自動バリアは突破できない。


ラディスとの期限も迫っていた為、シオンはこの辺りで狩るのをめる。


そしてソニアの背に乗って、懐かしのエウリーの町に戻っていくのだった。

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