バサラ
アランはダホへ向かった。
「ステレス飛行開始、領空侵犯にはなるが仕方あるまい」
トコちゃんはすぐさまミホちゃんのレベンソンを発見した。
「こちらアラン」
「あ、また領空侵犯してきたのね」
「4次元飛行の練習」「できるの?」「ついてきて」
トコちゃんはステッキを使いバサラを唱えた、バサラとは4次元空間に突入するための呪文だ。
するとトコちゃんたちの前に異空間への扉が開いた。
すると二人は異空間へと突入した。
「これがバサラね、出るにはと、バサラ解除!」二機の空軍機は異空間より出てきた。
「ね、できたでしょ」「ここどこ?」「さあ」「西暦2020年になってるじゃない」
「もう一回バサラするか?」
二人はどうにか元の時代へと戻ってこれた。
「まだコントロールできないんでしょバサラ」
「うん」
「燃料切れ、基地に帰るわ、訓練しとくように」レベンソンは砂漠地帯から消えた。
伸也がステッキを持って「4次元エナジーの問題でしょうね、きっと」
「4次元エナジーねえ」
「四次元国家が本当の話なら日乃本国がその跡地を奪うでしょうねえ、きっと」
「戦争が嫌いな国なんじゃないですか?」
「どこと?」
「日乃本国ですよ。今まさにダホは臨戦態勢ですからねえ~」
「なんでそんなことわかるの?」
「盗聴ですよ、僕の前職はスパイ。どこのスパイかは言えませんけどね」
「不気味」
「あ、時間だわ」トコちゃんはそういってその場を離れようとした。
「先輩、バサラ頑張ってください」
「スパイ」
トコちゃんはある思いを巡らせた
「日乃本国にスパイに行こうかなあ、このアランで。司令にはどう言おう?」
「ステレス飛行開始」
トコちゃんは今日はアラバスタ北部地区監視だ。
「スパイって悪いことなのか?」考え事をしながらの監視だった。
どうでもいいことなのだが軍事力はアラバスタ>ダホ>ジェミニだ。日乃本国は不明
「ダホと対立してもしょうがないのにね」