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トコちゃんと不思議な話  作者: 今長祐司
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アラン帰還

「なんだろう、この腕輪?」

「さあ」

二人は腕に変な輪っかを付けられた。その輪っかにはIDの様なものが書かれていた。

「この国テレパシーが通じないんだ」

「このスマートフォンを使えって事か?」

スマートフォンの中には司令のフェイスタイムも入っていた。

「掛けちゃおー」

プルルルジープルルルジー「はい藤堂だ」

「うげっ、画面に司令の画像が出てきた」

「おー、トコちゃんじゃないか、何が起こったんだ?」

「はい、今私日乃本国にいます」

「なに!そうか。無事で何よりだ、ちょっと待ってくれ今そちらの位置情報を記録するから」

「私帰れるんですよねえ?」「大丈夫日乃本国と我が国は友好関係にあるから時機にもどれるように上層部に伝えておこう」

「ありがとうございます」


「よかった、ミホちゃんも戻れるんでしょ?」

「うん、なんでもMRI検査の結果が出しだいもどしてくれるらしい、まあ長くて三日かな」

「そっか」

「エイリアス事件の黒幕は日乃本国だったんだ、エスパーのDNAを何とかって言ってたけど分かんないや」


三日後

赤木司令官に研究所の内部を案内してくれた、といっても一部だが。

地下五階に格納施設らしきものがある、その中にトコちゃんは入った。


「アランだ!」


そこにはアランとレベンソンが並んで格納されていた。

「ウヒョウ、久しぶり」トコちゃんは喜んだ。

赤木司令が「そろそろ上昇するから」と一言言うと格納庫自体が上昇し始めた。

「うあ、飛んでる」

「送っていくよ」司令がそういった。


格納庫事空母だった。


嵐を抜け晴天の砂漠地帯に差し掛かった、アラバスタ皇国に着いた。

すると、トコちゃんのテレパシーが回復した

「ありがとうございました」赤木にそう言うと

トコちゃんはアランにさっそうと搭乗するやいなや計器とスイッチをすべてチェックした「よし」

格納庫前方が開きいつでも発進できるようになった。

「ミホちゃん、またねえ」

「アラン発進」

するとアランは格納庫から消えた。


アラベスク空軍基地へ金色のアランが帰ってきた。






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