表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

彼女の浮気相手がオレの大親友だったので許します…

作者: 猫の集会
掲載日:2026/03/30

 オレには、幼馴染がふたりいる。

 

 藤也とうや夏実なつみだ。

 

 

 三人は同い年で、家が横並びで幼いころから仲がよかった。

 

 藤也は最近、彼女ができ大喜びしていた。

 

 それをオレも夏実も祝福した。

 

 そもそも、オレと夏実が付き合いだしたきっかけをつくってくれたのは、藤也だったから、オレたちは藤也には、ほんとうに感謝している。

 

 

 そんなある日…事件は起こってしまったのだ。

 

 夏休み…

 

 突如、夏実が泣きながらオレに電話してきたのだ。

 

「浮気…しちゃいました」

 と。

 

 朝起きたら、まさかの隣に寝ていて…なんなら、モーニングキスまでしてしまったとか。

 

 

 一夜の間違いってやつなのかと思えば、詳しく聞けば聞くほど、驚きの連発だった。

 

 なにって…

 

 そいつ…まさかの三日間もお泊まりしていたらしい。

 

 で…

 

 相手が…まさかの、オレの大親友っていうじゃねーかよ‼︎

 

 そんなの…一人しかいねー‼︎

 

 オレは、一目散に藤也の元へ向かうつもりだった。

 

 メラメラと炎をまとい、息巻いていたら…

 

 一瞬で鎮火した。

 

 あ、あいつ今…彼女とキャンプやん。

 ってさ。

 

 で、思い出した。

 

 夏実の浮気相手って…アイツやんって。

 

 とりあえず、泣いていた夏実には「今からいくから、泣くなよ。浮気くらいなんてことないぞ。とりあえず三人でこれから外で話そ。」

 って、なだめておいた。

 

 さてと、いきますか。

 

 ぱぱっとお着替えをして、夏実の部屋へとおじゃました。

 

 

「入るよー」

「う、うん…」

 

 部屋に入るなり、アイツが夏実に寄り添っていた。

 

 …

 

「ごめんなさい。一夜を過ごして…今も…離れてくれなくて…部屋から出ていきなさいって言ってるのに…ドアをあけてって大騒ぎして…」

「うん、いいよ。とりあえず散歩いこ。オレは、アイツを抱きしめた。」

 

 散歩ー‼︎

 

 浮気相手は、散歩という言葉に敏感だ。

 

 耳をピンと立てて、しっぽブンブンだ。

 

「行くぞ、コータロー」

「ワン‼︎」

 

 そう、夏実の浮気相手とは…犬のコータローだ。

 

 藤也の家が皆ではらってしまうので、夏実の家で預かっているって、聞いていたんだ。

 

りょう…怒らない…の?」

「うん、だってこいつ…犬だしメスだろ」

「あー‼︎そうだった。男の子みたいな名前だから、つい…そっかそっか‼︎」

「夏実は、テンパるくせがあるからなぁ」

「ごめん。あ、てか…女の子なのに稜…いまハグしてた。浮気…」

「えっ⁉︎あ、ごめ…」

「ふふ、許すよ。でも、あんまりイチャイチャは、したらヤダな。本気になっちゃったら…あんなカワイイコ…敵わないし…」

「夏実が一番かわいいよ。」

「でも、しっぽないし…ミミだって…」

「安心して。オレが大好きなのは、夏実だから」

「ワン‼︎」

 

 タイミングよく、コータローが吠えた。

 

「コータローが散歩行こって夏実に言ってるよ?」

「うん、じゃあ行こう‼︎散歩終わったら、抱きしめて?」

「ワン‼︎」

 

 コータローが夏実に飛びついた。

 

 あとで、オレも飛びついちゃおっかな♡

 

 

 

 おしまい♡

 

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ