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登場人物紹介①



佐藤さとう れん


「俺、どう見ても庶民代表なんだが!? なんで今日から“氷の女王”なの!!」


年齢:17歳(高校2年)

身長:171cm

体格:細身で筋肉質というにはやや頼りない

出身:市立・陽ノ坂高校(男子校)

家族構成:母と2人暮らし/父は失踪

趣味:閉店間際のスーパー巡り、100均DIY、節約術研究

特技:カップ麺を“店の味”っぽくリメイクするスキル/炊飯器一発おかず作り


▼キャラプロフィール

恋愛未経験、目立たず、静かに日陰で生きてきた系男子。

家は築50年超の木造アパート。畳がささくれていて、歩くたびに足の裏がちょっと痛い。

「どうせ俺なんか」という自己評価の低さが常で、日々の目標は「目立たず、問題なく、生き延びる」こと。


そんな彼がある朝、駅の階段で“学園一の美少女”と衝突し――気づけば中身が入れ替わっていた!

しかもその美少女・天城レイナは、“県内随一の悪名”を誇るお嬢様だったという罠。


見た目だけなら完璧。しかし中身は限界庶民。

不慣れなハイソサエティ女子高ライフをなんとか乗り切ろうと奮闘するが、

気を抜けばお嬢様口調が「だよね~マジ草」に変換されてしまう悲しき現実。




■天城 レイナ(あまぎ れいな)


「顔は微笑、言葉は刃。天城レイナ、入れ替わっても格は落とさないわ」


年齢:17歳(高校2年)

身長:165cm(ヒール込みで170cmを演出)

家系:財閥系企業「天城グループ」会長令嬢

所属:白百合女学院・主席特待クラス

趣味:クラシックバレエ、茶道、毒舌日記(本人談:観察記録)

特技:交渉・牽制・牽引・人格圧殺


▼キャラプロフィール

天から二物も三物も与えられた、容姿・教養・気品すべてを兼ね備えた少女。

全校生徒が振り返る美貌に、氷のような眼差し、完璧な成績、超VIPな家柄……と、絵に描いたような“令嬢”。

だがその内実は――筋金入りの“悪役令嬢”体質。


誰に教わったわけでもないのに、「完璧な高笑い」「他人を黙らせる目線」「皮肉の効いた言葉回し」が体に染みついている。

同級生たちからは「氷の女王」「一人サスペンス劇場」などと呼ばれ恐れられるが、自覚はある。むしろプライドである。


入れ替わった蓮の体で庶民男子校に潜入し、

初めて触れる「雑多な人間関係」と「裏表のない会話」に戸惑いつつも、

いつの間にか“庶民の素朴な優しさ”にほだされていく――

それはまるで、冷えきった紅茶にぽちゃんとミルクが落ちた瞬間のように。




■二人の“入れ替わり”がもたらす化学反応


「まさか、女子高生って腹筋しづらいの!? スカート、邪魔ッ!」


「男子って、なんでこんなに声がうるさいの? 野獣なの?」


見た目だけでなく、生活レベル、文化、交友関係、なにもかもが真逆の二人。

だが入れ替わりを通じて、お互いの“不器用な生き方”に触れ始める。


やがて、ふたりは気づく。



「――この人の中に入って、ようやく私は、自分の輪郭を知った気がする」



ツンデレ悪役令嬢 × 平凡男子の魂逆転コメディは、やがて思わぬ方向に!?




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