#232 ◇◇転機(わが家の進化Ⅲ:その03)お嫁さんの日々!嵐と競争?
嵐と競争? お嫁さん達が...
僕は、朝焼けを見てから、天気が気になっていました。
僕は、船着き場の露店で、少し海産物を買いながら、今日は夕方まで、商売をしますか? と聞いてみたよ。
すると、うんにゃ、昼過ぎくらいには、嵐ぐらいになっているだろうな。その前に、サッサと帰っちまうよ。と言っていました。
やはりそうか! ドノバンさん達もこの言葉を聞いていました。今日の定期船は、嵐との競争になりそうだな!!
僕は、ユリナが心配になって、ミーテルさんに相談をしていました。ミーテルさんは、大丈夫だから、ユリナのことは任せなさいと、言われてしまいました(また、心配し過ぎたかな?)。
定期船がドルガル島に着く頃には、黒い雲がこちらに向かって、来ていました。
デンガル島に着くまで、間に合うのかな?
僕は、不安になっていると、ラビが来て、ヨシト雨具を出して、用意をしておきましょう。と、言ってくれていた。ピコピコ耳が可愛い!
ラビは、僕のことを見ていて、くれているんだな、と思いました♡♡♡
僕は、みんなの分の雨具を出して、配っていました。
ドノバンさんが、まだ早いんじゃないのか? とニヤニヤとしていました(ええ! ええ! 僕はノミの心臓持ちですよ!!)。
定期船が、デンガル島の中間くらいに行ったときに、雨が降って来ました。風も強く吹いて来ています。
僕は、嵐で急場ごしらえの浮桟橋を(工兵製作だしね!)心配をしていました。
村長が、船長と話をしていました。戻るならここが、判断のポイントになるよね。
でも、浮桟橋の軍船が退避しないので、行けるとの判断になりました。
何とか、デンガル島に着きましたが、雨も強く降っていて、風もゴー、ゴー、と来ています。
船員と、軍の警備から人が出ていて、浮桟橋を守っていました。
乗客と一緒に、僕たちも、定期船から浮桟橋を渡っています。僕たちは、手をみんなで、つなぎながら渡っていきました。
さすがに、ドノバンさんなんかは、何度か滑って転がりそうになっていました。
崖にある階段を上っていると、ドノバンさんが、嵐には僅差で、早く着いたぞ! と負け惜しみを言っていました =^_^=
僕は、嵐と同着だったと思いました。
マユミが僕の背中に、つかまりながら、そうだよね。同着で良かった!! これ以上だったら、どうなっていたのか、分からないよね!!
そう言いながら、僕の背中をポンポンと、叩いていました。元気づけてくれたのかな? と思いましたよ♡♡
次回は、スープの開発所 です
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
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