《プロローグ》
更新中ですが、この物語で、ヨシトが一人で生活を、できるようになるまでを、書く予定です。
僕は、人里 良人17才。周りからは「ひとりが いいひと」と言われることもある。
夏休みに水の事故で意識を失い、意識が戻ると、家族や友人の記憶がなくなっていた。
学校が始まってから、一人でいることが好きで、いつも一人でいた。
家族が見かねて祖父母に預け、転校で新たな友人ができて欲しいと願っていた。
ところが、僕は一人が好きで異世界物マンガやラノベ、アニメに浸っていた。学校でも一人でいた。
ある日、遠足で行ったレストランのウッドデッキに片足をかけた瞬間に、僕のグループは光に包まれていた。
気が付くと、上空から真っ逆さまに落下していた? 真下には、あれは、ミノタウロス! どーしよーーー!!
あいつは、鉄の剣で切り裂くのが大変な魔獣だー。
僕は無意識に、上空に浮かぶシールド? で浮かび、デバフ粉で顔に強烈な刺激を与えて、耳から槍で一気に貫通をして、何とか倒した。
地上に降りて気がついた! あれ!僕って、何でこんなことができるのか? どこから槍? って出した? 分からないことだらけだー
まわりを見ると、この一角だけ草原になっていた。目の前には傷ついた大木があった。ミノタウロスは大きなオノを持っていた。
後は、羊の毛? が散乱していた。あれ! 大木の脇に男の子が、腕を切断され血が流れていた。助けないと、大変だーーー!!
僕は、切断された腕をキュアヒールで消毒して、ヒールで切れた腕をつないだ。よし、元通りだー。男の子は意識が戻ったので、ストレージ? からポーション? を出し、血を流していたので回復のために飲ませた。
僕は、また何で、こんなことができるのか、不思議だった。
男の子は、動けるようになっていた「迷い人さん、治してくれてありがとう」と言っていた。
この子って異世界物マンガやアニメに出てくるエルフ? と少し考え込んでいたー
「ねー、迷い人さん。僕の名前は『ジル』だよ。迷い人さんは?」
「えーと、僕は『ひとざと よしと』だよ、でー『迷い人さん』って何? って聞いてもいい?」
「えーと、お兄さん見たいに、黒髪黒目の人でー、ねーどこから来たのか知ってる?」
「いや、気がついたら、ここにいたよー」
「うん、そういう人のことだよ。僕たちエルフ族の言い伝えでは、別の世界から来た人ってなっているよ」
「それと、あんな大きなミノタウロスをお兄さんが倒したのー?」
「うん、襲われそうだから、倒したんだー」
「本当は、ここに羊を飼っていたんだけど、このようすじゃ、あのミノタウロスが全部食べやがったなー」
「ねー、お兄さんは、どこかへ行くあてはあるのー?」
「えーと、お兄さんじゃなくて、僕は『ひとざと よしと』て言うんだよ」
「うーんと、ヨシトでいい?」
「うんそれで、いいよ」
「じゃあ、僕たちの村に来る? それとも今日、泊まるところはどこかにある?」
「いや、ないねー、じゃあー、君のところに行こうかな」
ジルは大木のところに行って、何かしていた。すると、大木に大きなうろが現れた。
ジルと一緒に中に入った。なんか前に見たことがあるな。転送陣かな? と思って考えていた。
すると、ジルが着いたよ。あれ、大木のうろの前には村? が見えている。
ジルがうろを出たので、一緒について出た。あれー! 村の人達が、こちらに集まってきた。そして、話かけられた。
「ジル、この人は『迷い人さん』だよなー」
「うん、そうだよー。僕が転移陣を使って羊を見に行ったら、ミノタウロスに襲われて、腕を切り落とされたんだ。それをこの人が腕を、元通りにつないで治してくれたんだ」
「ほー、治癒ができる『迷い人さん』なのか、そいつは凄いなー」
「俺はゼル。うちの子を助けてくれたんだなー。ありがとうよー」
「あたしは、シル。うちの子、ありがとねー。『迷い人さん』なら、今晩はうちに泊まりなー」とご両親に強引に連れて行かれたー
僕は知らない人のうち? と迷いもあった。でも、泊まるところがないんだよ、助かるんじゃないのか、と思って気持ちを切換えた。
それでも、みなさん、エルフ耳している。ここってエルフの里かな?
ジルの家に着いた、これって異世界物マンガやアニメで見た人種族の家と変わらないよな、と思っもった。
ジルのお父さんが、俺達の耳が気になるかいー 俺たちはエルフだよ 『迷い人さん』は知らないかー と言われた。まさかマンガやアニメで...知ってる? とは言えなかった。
みんなで、夕飯をいただく。メニューは、肉入りのシチューだった。エルフが食べるのが思いがけなくて、しばらく見ていた。
あれ、『迷い人さん』は肉を食べないのかいー それじゃあ、まるで古代種のエルフみたいだなー と笑われた。
僕は、また気持ちを切換えた。異世界マンガやアニメに引きずられている。目の前が現実だ。「いいえ、お肉大好きです」と頂いた。
ジルのお父さんが、色々と教えてくれた。ここはエルフが住む村、他にもドワーフ達が住む村、獣人族達が住む村などがあるそうだ。
僕は、『迷い人さん』と呼ばれているので、僕は「ヨシト」ですと、チャント名乗った。
「では、ヨシト、ここに住んでもいいんだよー、『迷い人さん』はみんなで大切にする存在だからねー、みんな歓迎するよー」と言われながら、少し迷っていた。
本当は一人が好きなんだよな。
ワザワザ、寝る部屋を一人だけに、用意してくれた。ありがとう。ここは、ジルの部屋なんだ。
その晩、変な夢をみた。異世界に召喚された、勇者一行だけど、聖女がいるから、僕はいらない。それで、素材採取班に配属された。そこはエルフの女性上司が4人いた。そして、僕はプリーストなのに、薬草だけではなく、周辺警戒させられる。まるでシーフじゃないか。
無理やり、異世界マンガにありそうな、スクロールで魔法を覚えさせられて、プリースト・プラス? にされた? ステータス画面を見て、MAP機能が追加されたりってー! おまけに、男女構わずザコ寝だとー! なんだー! 覚めて欲しい...これ...悪夢だー!
ハット起きると、ジルの部屋だった。僕の記憶が変だ。日本に戻れるって喜んでいて、戻ったら? 水の事故? から始まっている。
あれ! なんだー! 別の異世界にいたのか? あんな環境に...30年...いたら、一人でノンビリとしたくなるよなー。
ステータスと念じると、あーステータス画面だー。あれ、画面が切換えできるようにタブになっているゾ? あー、前の異世界の表示ができるのかー
ストレージ・パネルと念じると、あー、結構な量色々と入っている。日本に戻る前に、色々と準備をしていたのか? 僕以外の人の装備や大量の食料や野営用の魔道具なども、なんか入っているなー
これだけあれば、しばら一人で暮らせるなー。あの羊の飼育場所を借りられれば、いいなー
ジルが朝食ができたよ、と起こしに来た。あの羊の飼育場所を借りられるか、相談してみた。
えー、あそこに一人で住みたいのー。うーん、じゃあー、羊の見張り番ができるのか。ヨシト強いし、あんな魔獣が来ても平気だね。
じゃあ、父さんに相談して見るかな。
え、昨日のミノタウロスも持って来ているってー。じゃあ、それを父さんに見せよう。
ジルの家族と朝食を頂いた。スープとパンというシンプルな朝食。ごちそうさま。ありがとうとお礼を伝えた。
ジルが相談してきたようだった。取り敢えず、ミノタウロスを出すんだね。家の庭にミノタウロスを出した。
その大きさに驚いていた。そして、解体が大変だけど、この素材を売ればまた羊が買えるよって喜んでくれた。
解体作業は、村のみんなの手が空く夕方かなー、って言ってる。
解体は直ぐにできますよー、って言ったら驚いていた。じゃあ、見せますよー。ストレージに戻して解体機能で、解体して、分類機能で素材に仕分けした。さあー、出しますよ。
各素材に分類された物を取り出した。これなら直ぐに換金できるって言ってる。ジルのお父さんが、町に行く仲間を集めている。僕も一緒に行きたいとお願いしたが、ダメって言っている。
これから、人種族の町に行くから、『迷い人さん』は、お金のために何をさるか分からないって。
え、黒髪黒目だし直ぐに『迷い人さん』と直ぐにわかるんだ。え! 道端に大量に落ちている金貨見たいな扱いだってー
うん、始めは金貨を拾う、その後の人は、金貨がなければ、拾って持っている人から奪う。更に後の人は、殺してでも奪う。まるで欧米のトレジャー・ハンター、黄金財宝を奪い合う映画みたいだー。そんなクズなのかー!
そうだー、斥候で使った偽装のアイテムを装着した。「ねー、これで、どうですか? ジルのお父さん?」
「おお! 栗色の髪にこげ茶の目か、みんなーこれならどーだー」みんなは、それならいいかなと妥協した。まあ東洋人顔はそのまま。
ジルのお父さん達について行く。なるほど、転送陣か。どこかの森の中に出た。街道に出て高台から見ると、おお、まるで城塞都市だね。
「ヨシト、ここは『ゴミレ』の町だ。いいか、みんなから絶対に離れるなよー」僕は、周りの異世界マンガやアニメでみた風景にみとれないように、集中して、ついて行った。
そして、町の端にある、1件の薬屋に着いた。素材買い入れって立て看板に書いてあるね。みんなで入っていった。
そして、査定してもらっている。ここの店って薬以外に、色々と品物がある。焼き串や槍の先だけ、先が欠けた剣、槍の棒の部分? どれも中古品だね。
他にも壁にメモが貼ってある。薬草採取(1束)、ゴブリン狩り(1匹)、角ウサギ(1匹)、グリーンウルフ(1匹)なるほど通過はクロア。他にも城壁修復、解体作業、...日雇いみたい。日当が1万クロア。仕事の募集? 色々あるね。あれ、高額なのか?、急募治癒師、日当が10万クロアか。通貨価値がわからないね。
「ちょっと、あんちゃん、町で仕事したいのか。その体格じゃ何もできないね。治癒師見てたけどできるのか?」と年配の男に声をかけられた。
ドワーフのドノバンが「いやー、こいつはうちで雑用させているんでさー。そんなことはできやしない」
男は「チッ」と言って、どこかに行った。
ドノバンは「ヨシト、お前は人種族の国で働きたいのか? さっきの男は年寄りの冒険者が飲み代稼ぎに、紹介だけして謝礼金をもらうだけの男だぞ」
「いいえ、ここで働きたくはないです。ただ、この雰囲気が冒険者ギルドかな? と思ったんです」
「えー、ここは冒険者ギルドだよ。寂れているけどなー。よく知ってたな」
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